2024年4月24日水曜日

ラベルのない格安ワイン争奪戦

 ワインと言えば、生産地や

ワイナリーの名前、ブドウの種類など

そのワインを物語るラベルが

 ボトルの表に張り付いているのが常々で

 

そのラベルのデザインが時に

凝っていたり、個性的であったり

目を引くものであると

ジャケ買いならぬ、ラベル買いしてしまうほど

影響力があったりします。

 

それから、以前試しに買ってみて

飲んだら美味しかったワインを再び買いに

走るとき、ラベルのデザインや表示を

目安に探すことだって良くあること。

 

ワインのラベルはそのワインを

表す顔のような存在であるにも関わらず、

 

そのラベルを省くことで

破格に売り出される品々があることを

最近目にして知るようになりました。


表ラベルはなく、裏ラベル

(成分表示とQRコードが貼ってある

小さなラベル)だけが

付いたワイン、本当に中身は伴っているか

心配になるものの 


今まで見たことのない破格の値段に

つられて買ってみたら、中身は

立派に美味しいその銘柄のワインの味。

 

次はもっと買おうと再度

出向いてみたら、やっぱり

そのコーナーはごっそりもぬけの殻で

完売状態になっているのでした。


ラベルを作る過程を飛ばしたから

格安になったのか、

たまたま格安に売るつもりだったワインの

ラベルを省いたのか

 

 詳細はよくわからないですが

これからはこんなワインがもっと

増えていきそうで

 

ラベルが見られないのは寂しいような 

でも、格安で飲めるのは嬉しいような

複雑な心境です。



                Tiiu

2024年4月21日日曜日

明治時代からフランス製は人気だった

 最近はまっている電子漫画の中で

偶然にも明治時代が舞台になっている

作品が多く

 

それとともに、明治、大正って

こんな時代背景で文化はこんな感じ?

という知識が知らないうちに

漫画から溜まりつつあります。

 

その中の一つにあるのが

「日に流れて橋に行く」という作品

 

落ち目になった呉服店を

モダンに復興させるストーリー展開が

堪らなく高揚感に包まれるもので


丁寧にじっくり読み進めているので

まだ4巻位の所にいるのですが

明治の女性客に好まれるアクセサリーの類、

レース小物など、現代とそう変わりない

趣向があることに気づかされます。


例えばフランス製のヘアアクセサリーは

この時代から船で輸入されており、

和装が中心だった女性達からも

人気だったことが伺えたり

 

和洋折衷のレトロモダンなスタイルが

今見るととても新鮮に可愛らしく

記憶に残ります。

 

これから少しずつ和装から洋装へと

移り変わり、どんな風に衣服、小物が

変遷していくのか、お店のストーリーと共に

興味津々で読み進めている所です。

 


↑写真のヘアコームはショップにて販売中!

         Tiiu

2024年4月18日木曜日

海苔専門店で海苔尽くし

日本に帰国したら必ず持ち帰ってくる

食材ベスト10に入る

ワカメ、ヒジキ、海苔などの海藻類。


乾燥ワカメはこちらのアジア食材店

でも何とか手に入るけれど

(そして味に大して差はない)

美味しいパリパリの乾燥海苔は

やはり日本のが一等賞です。


幸い、日本の実家近くは海苔の名産地で

海苔の専門店なるものも存在し

何やらサロンみたいな雰囲気で居心地も良い

海苔の専門店、鍵庄さん

日本滞在時にお邪魔してきました。

 

 手巻き寿司やおにぎりに使う

だけでは勿体ないような

バラエティ豊かな海苔が存在し


そこで迷わずに手に取った

酢だち入りの海苔チップスが

海苔製品の概念を覆すような美味しさで

なにせヨーロッパでは超貴重品だからと

チビチビと開けて食しています。


他にも海苔の佃煮、塩むすび用の

パリパリ海苔など、

海苔好きの食いしん坊心をくすぐる

品々を持ち帰り大満足。

 

パッケージも海外の人にも喜ばれる

風情があって品のある包み紙に

毎回、癒されています。

 

                              Tiiu


2024年4月15日月曜日

miumiuのコレクションが好みの宝庫だった

2024-25AWのショーを幾つか

ネットで閲覧していたら

私的どストライクのコレクションが

miumiuの中で見つかり

 

しばし、その夢の世界に浸っていたい

ような高揚感に包まれました。

 

 具体的にどこが好きだったかというと

まずは全体を包むレトロなレディ感


アイテムでいうと

リブタイツ、クラシックなボストンバッグ、

パールネックレス、膝丈タイトスカート、

ロンググローブ、ノーカラーコート

 

...と昔から好きなアイテムの

オンパレード!

これに今っぽいディテールが組み合わさり

新時代を感じさせる新鮮味もあるのです。

 

更に細かいディテールでみると

ブローチの重ねづけ

(コートの下ポケット周辺にブローチを

並べて付ける提案は早速真似したい)

 

「ライブラリコア」というトレンドワードも

元々はmiumiuのショーから

インスパイアされたものだとか。

 

私の中でこの手のスタイルは

ヨーロッパ版レディなプレッピー。

 

成熟した大人女性が上品なプレッピーを

纏ったらこうなるんじゃないか、

という解釈にも感じるのです。


最後に登場したデザイナーの服装は

ネイビー色ニットに膝丈タイトスカートで

まさにそれを体現したかのようなスタイル

 

数十年前からあるのに色褪せない

正統派スタイルが、この秋冬

ファッション界に流れ込んできそうで

今からワクワク楽しみでなりません。

 

 

*当店のライブラリコアのコンテンツはこちら↓

           Tiiu

 

 

2024年4月12日金曜日

失敗するほど強くなる

かれこれ8年くらい前に、

はまりにハマった 

「ブルゴーニュの城」という

中級重量ボードゲーム

 

これで久しぶりに対戦し、

ここ最近の異世界ブームとも相まって

 自分的にブルゴーニュの城、

第2次ブームが来ています。

 

領土発展、再生産をテーマに

ブルゴーニュ地方を豊かに栄えさせる

目的を競うこのゲームは

プレイ時間も長く(40分位)、考える要素も多岐に

わたるので、負けると疲弊が激しく

 

それが僅差であればあるほど

悔しさが大きくなるのは言うまでもなく

あそこの手番で失敗したから..などと

反省の振り返りが 次回の戦略を強くします。

 

農業、貿易、建設、鉱山など

自分の領地を効率よく回して発展させるには

順番とタイミングが要であり

運をもコントロールする機転が必須。

 

あれ、何かに似てる?と思ったら

人の人生の色んな場面で応用が利く

考え方に違いないのですね。

 

何か一つの強みを伸ばすといいけれど

その他が著しく疎かになるのも良くないし、

満遍なくバランスを取っていると

いつの間にか置いて行かれて(負けて)しまう。


あくまでゲーム上での考え方、

だけど何度も失敗して考え方を工夫して

 

あ、こんな小さな所のポイントも大事に

取りにいかねば、という学びが積もって

勝ち星を挙げた時の達成感は 

何とも言えず爽快なものです。

 


       Tiiu


 

 

 

2024年4月9日火曜日

クロップド丈の勢いがとまらない

 一昨シーズン辺りから人気に火が付き

今季は至る所で目にする機会の多い

クロップド丈のトップス全般。

 

元々は丈の短いトップスを

肌(お腹)見せしながら着る

若者ファッション的な色合いが

濃かったように思いますが

 

着るだけでスタイルアップ効果もあり、

ロングやミモレ丈スカートなど

ボリューム感のあるボトムスとも

バランスがとりやすいというメリットで

年代を問わず取り入れない手はなし

という風潮の今季です。


本来クロップド丈で作られていない

シャツやカーディガンも

ボタンの留め方の工夫でショート丈に

見せることもできるので

(そういう動画溢れてます!)

 

今後もますます加速していく流れに

なるのではないかと予想します。

 

クロップド丈のトレンドに伴い

シャツインで着るとスタイルアップに見える

ハイウエストデザインのボトムス、

 

視線を上にあげるショート丈のネックレス

ボリューム感のあるピアスなんかも

人気の兆しがありそうで

 

スタイルを今っぽく見せるための

要になっていきそうな予感です。



↑写真のカーディガンはショップにて販売中!

      Tiiu

 

2024年4月6日土曜日

Zanasi社のイタリアンバター

オリーブオイル程ではないものの

ここ数年で2倍ほどに値上がりした食品

の一つに挙げられる乳製品のバター。

 

スペインではフランス程バターを

料理に使う習慣がないせいか、

スーパーマーケットの売り場で占める

バターの割合はフランスに比べ小規模で


選択肢は2つか3つのメーカーから

というのが相場。

 

それにフランス製の有名メーカーの

バターは手が出せないほど高価!

 

そんな環境で少しずつバターを消費する

頻度も減ってきた我が家ですが

 

  最近出会った新しいスーパーで

見つけた、イタリアンメーカーZanasi社の

バターがお手頃価格な上に美味しくて、

突如バター熱が再燃しました。

 

 今までのバターよりもミルクのコクが

より深く感じられ、溶かさず生で塗って食べたり、

溶かしたてのバター風味も秀逸。

 

バター1つでこんなに素材の味に

違いが出るのかと今更ながらに

感心するほどです。

 

加えてレトロな紙で包まれた

パッケージが、癒し効果抜群で

いつもの朝食風景を新鮮に盛り立てます。

 

このバター熱にともなって

 暫くはバターを使ったレシピが

自然と増えそうな我が家です。



     Tiiu