2015年12月29日火曜日

ウロコ柄ブーム

昨シーズンの秋冬に一目惚れして
思わず手に入れたのが

マーメイドラインとして売り出されていた
 お魚のうろこをモチーフにした
柄の入った下着とタイツ

その時は深く考えないで
新鮮さに惹かれて直感購入したのが
今となって、自分の中で
ウロコ柄ブームが来ています。

こんなことなら
もっと買っておけば良かった..と
後悔しても時、既に遅し、

 今季のラインでウロコ柄は
どこのメーカーでも見当たらないのが、残念。

扇形を少しカットしたような
形の連鎖がウロコ柄となり
何ともレトロでクラシックな雰囲気

ニットの編地なんかでもカワイイので
いつか、またどこかで
見つけたいなぁ..

マーメイド・ライン、何か素敵な響きです。



                                                                Tiiu




2015年12月27日日曜日

保湿と抗菌

毎年冬になると
真っ先に気をつけたいのが
風邪と乾燥対策。

バックの中に対策グッズを
入れておくと、供えあれば憂い無し、
安心感に包まれるのです。

まずは、ウィルスなどの
抗菌対策に持ち歩いていると
便利なのが、水無しでも使える抗菌ジェル(写真左)

日本のように、どこでもトイレが
キレイじゃなくて
おしぼり文化のないヨーロッパでは、特に。

 いちいち手を洗うのに
化粧室に行くのが面倒な時など
サッと使えて優秀アイテム。

次に乾燥に晒される手に優しい
ハンドクリームは 
種類が豊富で、どれを選ぶかも悩みどころ..

今年はフランスのクレイ(粘土) に
沢山お世話になったので
ハンドクリームもホワイトクレイ入り(写真右)
をチョイスして、対策も万全。

 風邪や乾燥とは無縁の
冬を目指して乗り切りたいものです。


2015年12月25日金曜日

和みやげ 緑茶編

ヨーロッパに暮らしながらも
美味しい煎茶を飲める時
日本人で良かったと思わずにはいられません。

というのも、
煎茶好きを公言する欧米人は
うちの家族や友人も含めて沢山いるけれど

やはり、どこか感じ方がミーハーで
緑茶が美味しくて飲んでいる、というよりは
ヘルシー嗜好に乗っ取っている印象を受けるから。

そんな自分もお茶の味が分かる程
通(つう)ではなく..

思えば日本で暮らしている時
自分の為に贅沢なお茶葉を買ったりした
記憶が無いのです。

ところが海外から日本に帰省すると
無性に日本茶を持ち帰りたい衝動に駆られ
専門のお茶屋さんで買ったり
貴重な頂き物を大事に持ち帰ったり..

気づけばスーツケースには
煎茶の缶や袋が沢山詰まり
その和のアートワークにも惚れ惚れ。

 日本にいる時よりも
どっぶり濃密な和の時間 を
過ごしている気がしています。




                           Tiiu



2015年12月23日水曜日

ギュウ詰め野菜

レシピサイトなどで、頻繁に見かける
彩り野菜をぎゅうぎゅうに詰めて
オーブンで焼くだけの
ギュウ詰め焼き野菜なるもの。

なんと、味付けは塩・胡椒にオリーブ油だけ
という超シンプルなもので
素材の味がギュッと詰まって美味しいらしいのです。

すぐにでも実践あるのみ!
と作ってみたら..

肉などは入れないで野菜だけなのに
止まらなくなるほどの
美味しさでした。

これまでに野菜のオーブン焼きを
作ったことは数あれど、
こんなに味が凝縮しているように感じなかったので、

美味の秘訣は、「ギュウ詰め」に
あるのではないかと思っています。

彩を考えながら
野菜を並べて(押し詰めて)ゆく行程も
なんだか楽しいし、

 どんなに食べても野菜ですから..
 リピートしない手はありません。





                      
                               Tiiu




2015年12月21日月曜日

寒空のガーデン

夏の間はギラギラとした
太陽の灼熱で

長い昼間は、とても出られたものではない
地中海岸のスペインでは、

冬の方がガーデニング日和が
多いのかもしれません。

油断をすると、あっという間に
日が落ちてはしまうけど..
お昼から夕方に掛けては
驚くほど過ごし易く

背中に受けた太陽が
いい塩梅の暖房機のように
体を暖めてくれるのです。

問題なのは
冬に育てられる植物の少なさ、で

やはり朝晩の冷え込みに耐えられる
野菜などは限られてしまうのは、残念

 ラディッシュや比較的育て易いハーブなど
早ければ、七草粥を食べる日まで
に収穫できることを目指し中です。



                         Tiiu






2015年12月19日土曜日

冬のマリン

普段から大好きな
ネイビーとホワイトが爽やかな
マリンスタイル

マリンと言えば、春夏が旬と
思われがちですが..

個人的にピンとくるのは
春夏よりもむしろ、冬。

寒い季節にマリンパンツや
ネイビーの服や小物を身に付けると
背筋がすーっと伸びる気がして

不思議とやる気がみなぎって
くるような気がするのです。

元々は海兵や漁師のスタイルが
ベースにある
マリンなピーコートや
フィッシャーマンセーターは

どこか懐かしくて
寒さもぎゅっと閉じ込めるような
目の詰まった
厚ぽったい生地が

冬にそそられてしまう
のかもしれません。



                           Tiiu


2015年12月17日木曜日

お家ガウン

じんわりと、底冷えする
冬の寒さ対策に
欠かせないのが

モフモフと体全体を
くるんで暖める
真冬のガウン。

我が家では毎年この季節になると
日が落ちて暗くなる
18時位から
このガウンの出番がやってきます。

スペインやフランスなどで、
下着ショップや
パジャマ売り場などを覗くと
悩ましいほど
バリエーション豊かなガウンが
揃っていたりして..

家で過ごす、いわば手抜き姿の
代表格な室内着なのに
ついアップデートしたくなります。

家に人を招いたり
呼ばれたりするのが大好きな
ヨーロッパの人々にとって

ルームウェアは
第2の接待着と言えるかもしれません。




                               Tiiu


2015年12月15日火曜日

カピバラ、ゆるキャラ

スローで癒し系の動物
といえば、
ゆるキャラ でおなじみのカピバラ。

そんなカピバラに触れてみたい
という願いがようやく叶い

撫でてきました、リアルゆるキャラを。

カピバラだけでなく
ナマケモノやゾウガメが同じエリアに
ひしめいている様は
今までに無かった異空間のようで

さながら、スローモーションの世界。

早速、お目当てのカピバラを撫でてみたところ
想像通り
タワシのように毛が硬く
それでいて、毛並みの美しさに惚れ惚れ

さぞかし食べ方もスローなんだと
思いきや
ゾウガメの食事を横取りする程の
機敏さは持ち合わせておりました。

目の離れ具合なんかは
絵に描かれたキャラそのもので
 これほどキャラと実物にギャップの少ない
動物も珍しい..

スローで癒しの世界に
どっぷり浸かった
カピバラ生活にあやかりたいです。



                                Tiiu

                          


2015年12月13日日曜日

思い出のツリー


今年はすっかり遅ればせながら
12月に入ってようやく
クリスマスツリーがお目見えしました。

実は昨年購入するまでは
今まで飾ったことがなかったのだけど

オーナメントの飾りが好きで
フランスに住んでいる頃、
スペインのアパート暮らしの頃も

ツリーを持ってないくせに
心動かされるオーナメントを見つけては
せっせと集めていたのです。

 なので、ツリー自体には
これと言った拘りはないのに
飾りものの一つ一つには
思い入れや愛着があったりして

雑貨好きのマニアックな心を
揺さぶられる
オーナメントが詰まった箱を開ける時は
ワクワクのひと時。

それなのに片付ける時には
面倒な気分この上なくなるのは
なぜだろうか..

祭りのあとは
後片付けが憂鬱なのは
どこも同じです。



                           Tiiu

2015年12月11日金曜日

重箱クッキー

日本から持ち帰ったモノ達の中で
うちの伴侶が絶対に
持ち帰りたい!と
 譲らなかった器というのが

日本では、ほぼお正月にしか
出番がないと思われる
重箱2段。

最近ではおせちを作る人も減ったようで
きっと日本に住んでいたとしても
面倒で作らないだろう、おせち料理

ましてや、ここスペイン..
材料を集めることすら困難な状況で
ダブルで面倒なおせち作りなど 
考えたこともなかったし

なぜ持って帰りたいのか
意味不明だったのです、が

本当の目的は、焼き菓子を入れたり
ケーキを保存するのに
使いたかったのだそう。

 重箱に洋菓子なんて
ミスマッチ過ぎる発想に呆れながらも

西洋人から見た東洋の箱は
神秘的で美しい宝箱

所変われば
新鮮な視点で見られる我が家の重箱は
幸せ者かもしれません。




                            Tiiu

2015年12月9日水曜日

冬のあったかブローチ

冬の寒さが厳しくなると
ついつい見た目よりも
暖かさ重視に傾きがち..

暖かくてその上
気分も高揚するような
服装で過ごせたら一番だけど

寒がりな自分には
アクセサリーやストールを
加えることが精一杯なのです。

 そんな時に発見したのが
ブローチを暖かく付けこなす方法

カーディガンのネックラインを
そっとつまむ様に寄せて
上のほうで留めてみると

ネックラインの暖かみが増し
ボタンは外した状態なのに
胸元が覆われて
ほっこり温かい

しかも、いつもと違った
アクセントとシルエットが楽しめるという
オマケ付き!

ちなみにカーディガンは
ショートでもロングでも
ざっくりローケージでもメンズ風でも
オッケイなのです。




                                 Tiiu



2015年12月7日月曜日

デカダンスなモロッコアンティーク

フランスに住んでいた頃は
足繁く通っていた
アンティーク市や古道具のショップ。

そこでは、時代を超えて
100年も前に作られた椅子だとか

お祖母さんのそのまた前世代に使われた
刺繍入りのリネンだとか
年代モノの品が溢れていたけれど

その中に混じってエキゾチックな
存在感を放っていたのが
モロッコテイストのインテリア小物たち

獣の臭いがプンプンする
レザー張りのカラフルなクッション椅子だとか
細かい彫りが施された
燭台やピッチャーなど

どこか退廃的で、だらりと
お茶を飲んで過ごしたくなりそうな
見た目が特徴的なのです。

そんな訳で、フランスの実家より
譲り受けたモロッコのアンティーク
ランプスタンドは
デカダンスをテーマにしてみることに。

全部この感じだとクドイかも..
しかし小さなコーナー的空間で楽しむなら
こういうのもいいかもと思えます。




                      Tiiu

2015年12月5日土曜日

偏愛キッチン道具・ストウブのホーロー皿

グラタンなど熱々のオーブン料理が
恋しくなる季節、

ふいに出番が巡ってくるのが
フランス STAUB社の真っ黒な
見た目がクールで、そっけないホーロー皿

黒いホーローは何も入ってないと
シンプル極まりないのに..
お料理が入るとグンと引き立てる
生涯使える1品です。

フランスの知人から贈られた
このキッチン道具は
大きさも程よく小さめだけど
ずっしり重い

春先には、さくらんぼのクラフティとか
スイーツを焼いても
気分が上がる偏愛道具

裏に刻印された
Made in Franceという文字が
どこか誇らしげに物語っているような
名品です。






 
                         Tiiu

2015年12月3日木曜日

和みやげ 丼鉢編

スペインのキッチンにも意外と
合わないことはないらしい
ちょっとクールで渋い表情の和食器は

なくても困ることはないけれど
ちょいちょい和食を作る我が家において
あると食欲がそそられるもの。

実際、雰囲気さえ気にしなければ
大抵の皿や椀などは
洋食器でも対応できるのですが

こればっかりは
和食器でないと!
と言うものが

 うどんや丼モノを盛り付ける
丼鉢の類。

これを洋食器に無理やり当てはめると
 カフェオレボウルや
スープボウルになってしまうので
何とも味気なく、気分が萎え気味に..

そんな訳で
日本からはるばる美濃焼きの
丼鉢を持ち帰り

しばらくすると
スペインの素朴で土っぽいキッチンに
すんなり馴染んでくれたのでした。

  うちで一番出番の多い
和食器になりそうな予感。


                       Tiiu

2015年12月1日火曜日

大人キャラメル色

とても若い頃
ヨーロッパの映画を見ていて

キャメル色のニットやコートを着ている
 女の人が妙に大人びて
エレガントに見えることを発見してから

キャメル色には特別な憧れの
ような感情を未だに抱いています。

もしかしたら、
古いヨーロッパの町並みに
キャメル色が特に美しく
映えるのかもしれない

という気もしないでもないけど..

トロンと甘くて香ばしい
雰囲気が出たキャメル女性を見ると
思わず振り返って見てしまうこと、しばしば

ネイビーやボルドー
もちろん、グレーやブラックとの
相性も秀逸な
大人のカラーです。







                                Tiiu