2016年12月31日土曜日

手作りノスタルジー

かれこれ8年くらい前、
ヨーロッパに住み始めた
最初の年。

それまで日本で激しく仕事に追われ
一日があっという間だったのが

異国に来て仕事も言語もままならず
いきなりの空いた時間に戸惑い

何となく空白の時間を埋めようと
始めたのがお裁縫です。

今となっては考えられないけれど、、

最初は簡単なキッチンクロス
カバー系、布バックなどを作り、
家にミシンがなかったので全て手縫い、

そんな過去の遺物が
押入れの中からひょっこり出てきて
懐かしさがこみ上げてきました。

一針一針のハンドメイドを
面倒に感じず、
フランスでの布選びも新鮮だった頃を
思い出し、ノスタルジー

ハンドメイドなので、一つしか
作らなかったクッションカバーは、
スペインのリビングに置かれる結末に。

今では取れたボタンを
付け直すのも億劫に感じるほど
裁縫から遠ざかっている自分です..





                 Tiiu



2016年12月29日木曜日

キラキラの新年を前に

いつもの年末にすること
と言いますと、
自分の場合

大掃除をして、年始に何を食べて
飲むか、考えて準備して
新年から始める新習慣について
思いを巡らせる..

 しかしながら、何か新しく始めよう
そして悪しき習慣を断ち切ろう

・・・来年から!

などと考えて年末は
いつもの習慣に甘んじていると
結局は新年からも数日後には
元に戻っているに違いなく

 そうやって、だらだらと
一年が過ぎて行くような気がします。

恐らく、心理的に新しい年から
何でも出来るような気がする、

まっさらのキラキラ感に包まれた
新しい年に期待した結果
生まれてくる来年の抱負ってやつです。

なので今年はこう変えてみようと
思い立ったのです、
年末から始める新習慣
辞める悪習慣。

やろうと思ったときが吉日だから
年をまたぐ前にやってみる。

キラキラ感に惑わされないうちに
習慣を変える強さが欲しいこの頃です。




                      Tiiu






2016年12月27日火曜日

ドライフルーツのお茶

じんわり、ポカポカ
体を暖める冬の飲み物と言えば
ジンジャーやスパイスがたっぷり
含まれたもの。

 コーヒーや緑茶は
カフェインが多いので
夜の食後に最適なのは

ドライフルーツがたっぷり入り
香りで楽しませてくれる
ハーブティー。

ドライフルーツの入ったお茶は
探すと結構な種類があるもので、
乾燥したリンゴ、オレンジの皮
無花果、チェリーなどなど

生のフルーツとはまた違った
深いコクと甘い味わいが
ハーブやスパイス、生姜などとマッチして

今日はどれを飲もうかと
食後の楽しみを増やしてくれるのです。

ワインにしてもチョコレートにしても
ドライフルーツを使った
アレンジが上手なヨーロッパ

もはや生活になくてはならない
冬の日の必需品です。




                                 Tiiu







2016年12月25日日曜日

年に一度のしつらい

12月24、25日の2日間、
年に一度きりしか使わない
クリスマス用のリネンクロスセット。

モミの木と十字架モチーフの
刺繍が施された
白とベージュ色の大きなクロスと

白生地に小さなモミの木刺繍が入った
四角いナプキンが
4枚セットになったもので

手仕事の温かみにぐっときて
スペインの小さな雑貨店で
手に入れたもの。

年に一度しか出さないせいか、
いつ見ても新鮮で、
スペシャル感が味わえるけれど...

こんなに好きなリネンなら
 毎日でも眺めていたい
という欲求もなくは無いです。

しかしながら
暑い日にモミの木を眺めるのも
ちょっと違う気がするのと、

毎日使っていたら
今頃はシミだらけの変わり果てた
姿になっていたかもしれません。


                 Tiiu




2016年12月23日金曜日

雨の日はスポーティー

11月後半に引き続き
12月の中旬も豪雨と長雨に
見舞われた今年の冬

先日などはスペインに来て
初めて雹(ヒョウ)にまで降られ
 驚くこともしばしば..

本来であれば、雨が少ない
この地方なので、
 雨対策の服装は余り存在せず

 やむを得ず外出の際は
アウトドア又はスポーティーな服装を
することにしています。

と言っても、全身ジャージー
シャカシャカとした
新素材などではなく、

かためのコットンツイル生地を
纏ってみたり、

登山用スニーカーや
ニットキャップを被る程度の
カジュアルさ。

普段はここまで
スポーティーにかためる事はないので
ちょっとした新鮮さを味わえたりもして。

雨の日装備の自分なんて
誰も見ちゃいないですが、、
装備する過程が面白いのは事実です。




              Tiiu

2016年12月21日水曜日

偏愛キッチン道具・銀色のトレー

日常的に使うと言うよりも
飾っておきたくなる
キッチン道具

それがアンティーク市で
ついつい手に入れたくなり
いつの間にか集まった
銀色のトレー。

買う前の想像としては
お茶を入れたり、朝食を運んだり
このトレーに置いたら
素敵だろうなと妄想するのだけれど

実際の生活になると
トレイにいちいちセッティングするよりも
手でそのまま運んだ方が早いし

軽い木やラタンのトレイの方が
使い勝手が良いのです。

しかし銀色のトレイが
台所に置いてあるのを見るのは
何と言っても奥ゆかしく

カトラリーやティーセットの下に
敷いているだけでも
絵になるのは占めたもの、

そこにあるだけで
偏愛してしまう道具があっても
いいかも、と思わせてくれるのです。




                                                  Tiiu

2016年12月19日月曜日

ほろほろ煮込み料理

何時間も火にかけて
コトコト煮込む料理は
計画性が必要で、普段なら敬遠しがち...

ですが芯まで冷える冬の日は、

ついつい食べたくなって
手が伸びる牛すね肉、

作るときはガッツリ
沢山こしらえて
野菜もたっぷり加えます。

何時間か経って肉の食感が
ほろほろとなり
野菜が煮崩れ一歩手前になると
出来上がり。

野菜の甘みが肉の旨みを
引き立てて、
体もポカポカする
煮込み料理は

冬の朝にエイ、と早起き
した分だけ楽しめる

長い冬の夜に
おあつらえ向きの献立です。



             Tiiu

2016年12月17日土曜日

今年のツリー

今年もやってきました
ツリーの飾りつけシーズン。

 初めてツリーを買った年は
オーナメントが少なくて
寂しいほどにスカスカだった 
我が家のツリーも

毎年少しずつ
気に入った飾りだけを集めていくうちに

ようやく、バランスの取れた
ボリューム感になってきました。

フェルト製のハンドメイド風の飾り
木製の荒削りな飾り
サテンの靴飾りなど

キラキラした定番オーナメントよりも
ちょっとヘタウマ感のある

 東欧のアニメに出てきそうな
素朴で温もりのある飾りを見つけると
つい手に入れたくなってしまいます。 

そう思うと、ツリーの飾りつけは
年に一度、雑貨コレクションを
一気に飾れる大チャンス、

一つ一つを飾って眺めて
楽しくないはずがありません。



          Tiiu

2016年12月15日木曜日

皮ごとレモン

我が家の近隣を歩いていると
たまに見かけるのが
フルーツがタワワに実った木

ザクロ、無花果、オレンジなど..
熟れすぎてポタポタと地面に
落ちていたりすることも。

一方、実が落ちるほど
とは、程遠いですが
我が家にある唯一実のなる木は

地中海沿岸地方ではありがちな
レモンの木。

これがようやく3年目にして
食べられる実をつけ始め

サクッと2つに切ってみると
広がるのはレモンの酸っぱい香りと
同時にほろ甘い匂い。

直にたっぷりあたる太陽の恵みか
もぎたての新鮮さから
くるものなのか、

食べてみても
市販で買うレモンに比べて
 甘みが強く、フルーティー
 
 もちろん、無農薬なので
皮まで使って
隅々まで食します。




                                                 Tiiu

2016年12月13日火曜日

冬のコートは街の色

ホワイト、オレンジ、ピンクなど 
夏の間はカラフルな花畑に
いるような錯覚を起こすほど

色の洪水で見る目を楽しませてくれる
スペイン地中海沿岸の女性達の
着こなしですが、

冬になると一転、

街ゆく人々の服装を観察してみると
殆どが黒っぽいことに
ふと気づきます。

目に飛び込んでくるのは
アウターなので、
その下にはもしかすると
鮮やかな色が潜んでいるのかも...

しかし私が見るスペイン人が着る冬のコートは
大方のところが黒かグレー、
時々カーキやベージュもあったりするけど

キャメルや、赤系、パープルなどは
ショップで見ることはあっても
着ている人は稀で
 着ると結構目立つのではないかとさえ思います。

 そんな黒色だらけの後姿をみると
冬のどんより感が伝わって
パリのように黒が似合う街じゃないだけに

せめてコートの中は
明るい色であって欲しいと
願ってしまいます。




              Tiiu

2016年12月11日日曜日

癒しのモフモフ

木枯らしの吹く季節になると、
ファッションでもインテリアでも

ふわふわ、モコモコとした
テクスチャー、見た目のものを
欲するようになりますが、

それは雑貨においても同じこと。

ふんわりファーに包まれた
ちょっと変てこな雰囲気を醸し出す
珍獣のコアリクイや

見ているだけで眠りを誘う
真っ白な羊など

アンバランスな見た目と
モフモフの手触りにやられて
インテリアとして手に入れたもの。

しかも触って手に持つと
リアルな暖かさもじんわり..

カワイイだけの
クマやうさぎの人形、
キャラクターものなどには
興味をそそられないけれど、

奇妙な空気を纏った
モフモフのぬいぐるみは、
毎日眺めても飽きない癒しです。




                 Tiiu

                

2016年12月9日金曜日

クリスマス・ティー

毎年この時期になると、
楽しみでワクワクと手に入れたくなる
クリスマス限定販売の

スパイスたっぷり!
クリスマス・ティー。

今年の冬は、スペインで
特別に冷えるので、

11月後半から、体を暖める意味でも
 待ち遠しくてたまらなかったのです。

クリスマスまでに飲みきってしまおうと
早速手に入れた今年の味は

アーモンド、シナモン、リンゴの
ドライフルーツがブレンドされた
甘くて優しい香りが加わった
スペインらしいもの。

ベースは紅茶なので、朝の目覚めに
ミルクたっぷりで淹れてもよいし

仕事合間のティータイムに
一息入れるのにも最適な味。

クリスマス・ティーと
名前が付いただけで、何かミステリアスな
組み合わせが楽しめそうな
前触れを感じるのも、この時期の醍醐味です。




                                        Tiiu




2016年12月7日水曜日

我が家のベレン

クリスマスの時期になると
街中にも飾られる

陶器製の聖家族を表現した人形達と
それらを取り巻くミニチュアワールド。

スペインではベレン人形と呼ばれる
ものですが、

我が家にあるのは
フランスの義家族から譲り受けた
フランス版(サントン人形
 
今年はツリーの他にベレンも
飾ることにして、
小さなスペースを作ったら..

童心に返った気分になり
ツリーの飾り付けとはまた一味違った
楽しさを堪能。

 人形や動物も宗教的な意味が
込められているのだろうけど
とにかくキリストを中心にまとめると
それらしい雰囲気に。

一度始めると
藁やら馬小屋など、もっと小道具や
人形も集めたくなってしまいました。

来年はスペイン版のベレン人形も
ミックスしていそうな予感です。




                         Tiiu

2016年12月5日月曜日

バリアして健やかに

温泉水を使ったコスメの類、
フランスメーカーの
薬局コスメは沢山販売されていますが

その中でもお手頃プライスで
お財布にも肌にも優しく
最近特に愛用するようになったのが

温泉水のコスメブランド
Uriage

フランスでは消費者からの
評価が概ね高く、
オススメを見ていると
あれもこれも欲しくなりますが..

まさに今の季節、
乾燥の冬にお誂え向きなのが
BARIEDERM(バリエデルム)という名の
 アルミチューブに入ったクリーム。

乾燥でひび割れたかかと
荒れた手足にも使えるらしく
もちろん、フェイス使用も大丈夫、

肌をリペアする機能が売りなので
コスメというよりも薬に近いかも、

  毎日のルーティンに使うのでなく
ごわつき部分を見つけたらサッと塗れる
お助けコスメの一つです。




                                          Tiiu



2016年12月3日土曜日

半端丈の足元

今シーズンは、トレンド服に
半端な長さのパンツ、ミディ丈スカートなど
が君臨しているせいか

それでは
裾から中途半端に見える
足元をどうするか? 

という問題提起をした
ファッション記事をヨーロッパでも
しばしば見かけます。

そもそも半端丈のパンツを
積極的に好まない私は
あまり足元を気にかけたり
 目新しくしようとも思わなかったのですが...

ミディ丈スカートに関しては
やはり足元の見せ方が難しいなと
しばし困惑し、出かける前に
慌ててロングパンツに替えることもしばしば

というのも、半端丈ボトムスの
救世主とも言うべき
ロングブーツ(ミディアムさえも)を
何年も手に入れておらず、

かさ張るし、自分らしくないから
新調したくないという
事情があるからなのです。

 スニーカーやローヒール靴を
 合わせてソックスを見せるという技は
更に難易度が上がるし

最終的に下した結論は
やはり昨年と同じ、タイツにこだわる。
ショートブーツとタイツを
上手く合わせて誤魔化してしまう、

これしか思いつきませんでした。

そこまでしてミディ丈スカートを
着たいか?と言われれば
そこも少々疑問ではあるのですが。





                                         Tiiu



2016年11月30日水曜日

芳醇マスタード

クリスマスのシーズンに近づくと
実に色んな食材が
スペシャルなバージョンで
陳列棚を賑わすようになり、

スーパーに行くだけで、
あの味もこの風味もと、試したくなる
欲望を刺激されます。 

気合の入ったパッケージも
買い物欲をかき立てて

限定という言葉が更に
消費者の紐を緩めます。

さて、今年一番乗りで
スーパーで手に入れた
クリスマスバージョンの食材は

意外にもマスタード。

フランスのディジョン・マスタードを
蜂蜜とパイナップルの果汁で
よりまろやかにした
限定レシピもので、

鶏手羽先や牛すじ肉を
コトコト柔らかく煮込んだ料理に
つけて食べると、止まらない美味しさ。

 クリスマスが始まるずっと前に
瓶が空になりそうな気配です..




                        Tiiu

2016年11月28日月曜日

偏愛キッチン道具・木の実割り

家族何代にもわたって
使い続けられそうな
鉄製で頑丈な木の実割り。

極々シンプルで飾り気がなく
地味な存在感の
キッチン道具なので

洗った後、どこに収納したか
忘れてしまい
探し回ることもしばしばです。

さて、この木の実割り
我が家では意外に使う頻度は高く

殻つきで売られている
胡桃、へーゼルナッツ、アーモンドなど
中の実を傷つけずに割って
取り出すことを可能にします。

少し前に書いた
洗濯する木の実もこれがあると
簡単に割れるので

キッチンに限らず
大活躍..

殻付きの木の実は、保存がきいて
香ばしさも秀逸、
殻を割るときのカリッとした音も
食欲をそそる瞬間なのです。




                 Tiiu

2016年11月26日土曜日

万能ニットワンピース

カジュアルにもフォーマルにも
概ね女性らしく楽しめるのが
冬のニットワンピース。

冬限定という意味では
限られた時期しか出番がない
イメージが付きまとうけれど

ぺラっとした素材で
特別な機会でないと着られない
ワンピースに比べると

余程着る機会があって
気づいたらヘビロテしているのに

中々これは、
という形、デザインに出会えない
のも現実です...

今季に良いなと思っているのが
膝下くらいのミディ丈で
ガウンのようなシルエットとか

ボトルネックの
ストンとしたシルエットも
スポーティーで捨てがたい、

 単にニットワンピースと言っても
毎年、色々なタイプが
進化して出てきているので
見ているだけでも楽しいのです。

シンプルな無地を選べば
アクセサリー使いで、華やかにも
ホッコリにも出来るのは魅力的、

ニットワンピの
七変化コーディネートを
 考えると、ワクワクします。




                             Tiiu


2016年11月24日木曜日

淡いオレンジの新色

我が家の庭で、ほぼ年中
何かしらの花を咲かせ続け
垣根を盛り上げてくれる
ハイビスカス。

太陽が大好物で
トロピカルなイメージだけど

毎日に見ていると
あの鮮やかな赤とピンクの
色合いに、少々食傷気味..

しかし、育て易さ、
頑丈さはピカイチで、
萎れては、また新しい花を次々と
咲かせる生命力は、お見事なのです。

そんな我が家の定番に
新色が仲間入り、

淡い蜜柑シャーベットのような
透明感のあるオレンジ色で
これまでのイメージを一新。

 遠めで見ると、ハイビスカスと
気づかない程
まだ見慣れていなくて、新鮮、

どんな物であれ、
新色を手に入れるという行為は
心躍るものです。



                          Tiiu


2016年11月22日火曜日

発想の転換

アンティーク調なメタルの
質感や型押しが気に入り、
手に入れたソープディスペンサー。

買った頃の記憶も新しいうちに
プッシュ式のポンプの部分が
詰まって、石鹸が出てこなくなってしまい..

石鹸を出す役割を果たせず
暫く放っておいて
ただの置物と化していましたが

ポンプの部分を外すと
何だか一輪挿しみたい、、

早速、内部の石鹸を隅々まで
洗い落とし、
庭に咲き乱れる薔薇を一輪
挿してみると

 意外にも相性がピッタリで
ディスペンサーの頃よりも
ずっと素敵に見えるのです。

安易に捨ててしまわないで
良かった。

発送の転換が
雑貨の復活に繋がりました。


                 
    Tiiu

2016年11月20日日曜日

ビーフストロガノフ日和

寒くなると、赤ワイン、
スープ、煮込み料理などが
恋しくなりますが

まさにこの季節にうってつけ
お手軽にありつけて
あると嬉しい
ビーフストロガノフ。

日本ではお手軽に作っていた
カレーやハヤシライスも
ルーをイチからとなると、億劫で...

しかし、このストロガノフは
ルー要らずで簡単に出来るので
ヨーロッパに住み始めてから
頻繁に作り始めたのです。

日本米に比べてもっちり感で劣る
スペインの白米や
現地で安いマッシュルームは
相性が抜群なので

こちらではむしろ、経済的な
メニューとも言えるかも、

 少し酸味のある濃厚なソースが
クセになり、ご飯と食べるから
サラサラと食べきってしまえるこのメニュー

庶民と食いしん坊の味方です。




              Tiiu




2016年11月18日金曜日

洗濯する木の実

いつも健康志向のフランスに住む
義家族から何度も
言われていたことの一つが、

どこで得た知識なのか?市販の柔軟剤には
肌に有害な成分が含まれているから
絶対に使ってはイケナイということ。

常々からあまりに強烈な香料で
洗濯物に香りが付く
柔軟剤が、決して体にいいとは
感じてなかったものの..

それ無しでは
地中海岸の強烈な太陽の下
洗濯モノはもれなく
パリパリのお煎餅状態。

かと言って、室内干しや乾燥機は
好きではないし、
恵みの太陽の光で殺菌もしたい、

一体どうすれば?
と、思っていた矢先、エコショップで見つけた
洗濯用木の実 

なんでも、
殻付きの木の実を割って、殻だけを麻袋に入れて
洗濯機の中に入れて洗濯すると
洗浄と柔軟効果があるのだとか。

半信半疑でそうやって
 洗濯してみた所

確かにタオルなどは、ふんわりな仕上がり。
太陽の光が弱ってたきた季節のせいもあるので
真夏に真価が問われそうです。



                Tiiu


2016年11月16日水曜日

秋ニット、冬ニット

ニットが活躍するシーズンになりました。

自分の生活サイクル的にも
冬はほぼニットを着ているので、

ローゲージ、ハイゲージ
ロング丈、ショート丈
ネックラインも色々と

気づけば集まってきましたが、

一言でニットといっても
素材や編み方、ボリューム感によって
暖かさの差がかなりあり
個人的には秋ニット、冬ニット、と

ぼんやりと、ですが
気温によって着るニットを
区別しています。

ハイゲージ編みなど、すっきりとした
軽めのニットは、秋ニット

重めのボリューム感で、ふんわり編まれた
ニットは冬ニットとして、
寒さに対抗する最強防具。

 最近は下に着るインナーTシャツも
かなり進化しており、
冬でもすっきりとした格好をしやすいのですが

 ほっこり暖かいボリュームニットは
視覚的にも ポカポカさせられる
気がするので、欠かせません。

秋と冬の境目のような今の時期は、
ロングカーディガンを羽織って出かけたり..
ニットジャケットでも外出できる

貴重なニットとの蜜月期間かもしれません。





                                        Tiiu






2016年11月14日月曜日

固形のシアバター

寒くなり始めたと思ったら
いきなり冬並みの気温、
ここスペインでも随分と冷え込んできました。

寒さはともかく、
着込めば済むことなので
それほど手間はかからないのです、が

寒さとタッグを組んでやってきた
強烈な乾燥が
なかなか厄介なのです。

 そんな折に、カサ肌の救世主、
フランスから取り寄せたのが
天然成分100%のシアバター。

シアバターと言えば、ロクシタンなどの
ナチュラルコスメに入っている
こともあり、名前は結構知られていますが

バターそのもの、固形の塊を
手に取ったのは初めてのこと。

ほんの一つまみ取って
手の平で温めると、じんわり
溶けてゆく様は、まさしくバター

その溶けたばかりのバターを
乾燥部分に塗ると
みるみる艶へと変化していくのです。

沢山塗りすぎてしまうと
テカテカになるので要注意
適量でも軽くティッシュオフしてもいいくらい..

これからはクリームと一緒に
バターも常備して
冬本番に備えるつもりです。




            Tiiu


2016年11月12日土曜日

ゴーゴー、スプラウト

最低気温が10℃を切りはじめた
頃から、少しずつ庭で育てる
キッチン用の植物が限られてきて

寒さに耐え切れる
頑丈な植物が少しだけ..
寂しいスペースになってきました。

そんな生育が難しい
このシーズンにも、種を撒くと
あっという間に収穫できて

失敗知らずの優れもの、
と言えば、何と言っても
スプラウト。

カイワレ大根的な、あれです。

無くても困らない野菜だけど
あったら、結構重宝するし、
色合いや形が可愛らしいのも良い所。

種を撒くと、もれなく被っている土を
押し上げて、物凄い生命力で
発芽していく様子は

何度眺めても壮観です。


               Tiiu

2016年11月10日木曜日

バーのある空間

スペインに暮らす前、
フランスで小さなアパートに住んでいた頃

友人から譲り受けた、
大きなキッチンチェスト。

チェストと言っても、天板は
調理台としても使える作りになっており、
ワンルームの間取りに置くには
かなり圧迫感のある家具だったにも関わらず
 
その収納力、作業台としての
 使い道が効率よく
愛用していたのも束の間。

スペインへ移動となり、持っていくのは
あまりにも大きすぎるので、断念し、
フランスの倉庫で眠ることしばしの年月..

 ようやく、バラバラにしたパーツの状態で
運んできて、懐かしのご対面、、なのですが

メタル質の引き出しが
置きたい場所のインテリアに
ちっとも合わないのです。

導き出した答えは
メタル面を内側にして置いた
バーカウンターにすること。 

メタルのカッコよさがチャームポイント
だったのが残念だけれど、
(見えるのはカウンター内に入った人だけ)
この置き方によって、圧迫感は殆どナシ

おうちにバーがある環境も
なかなか稀なことなので、
まずは非日常な空間を楽しもうと思います。





              Tiiu

2016年11月8日火曜日

大人が着る少女服

フランスで人気のある
お洋服ブランドのコンセプトで

母と娘で着られるデザイン
親子2代で楽しめるファッションを
売りにしたキャッチフレーズを
しばしば見かけます。

これらの洋服達に共通するのは
ベーシックでスタンダードなデザインを
ベースにしたアイテムが多いこと、

ティーンの少女と
大人の女性が着ても違和感がない
エイジレスなスタイルであると同時に

どこかメンズっぽさが感じられるような
ジェンダーレスなエッセンスもあり、

そういうスタイルの組み立て方が
何とも絶妙で惹かれてしまいます。

例えば、ざっくりとしたニットに
オックスフォードのシャツ

ディテールを見ると、
ケーブル編みや、ドット柄、
ストライプなどなど

こうやって見てみると
大人の女性と少女が一緒に
着られる洋服って 結構あるんだなと
嬉しくなったりもします。

きちんとしたコンセプトの下、女性らしい貫禄と共に
ナチュラルな自分らしさを出してくれる
そんなエイジレスなストーリーの服に
注目しています。



             Tiiu





2016年11月6日日曜日

ソーセージも色々

ヨーロッパでソーセージが有名な国
と言えば、ドイツなど中欧の国を連想される
かもしれませんが

実はスペインでも(フランスでも!)
地方によってご自慢の味を沢山作っている
ソーセージはとっても美味で

色んな種類があることにも
当初は驚かされたものです。

お肉屋さんなどへ行くと
様々なソーセージが紐でつり提げられており
色も黒や白、ピリ辛の赤など様々..

割と好みの分かれる黒色の
(黒っぽいのではなく、本当に真っ黒)
豚の血のチョリソーも
私は嫌いではなく、

グロテスクな見た目とは裏腹に
比較的健康的な美味しさだと思うのですが..

それより何より
一番好んで食べるのは
優しい味わい、でも脂肪分もたっぷり
含まれていそうな白かもしれません。

基本的には焼く前に切ったりせず
(肉汁が出て勿体無いから)

パスタに入れる時も野菜と炒める時も
そのまま焼いて
食べるときに噛みしめて
味わうと、最高にビールがすすみます。
  



               Tiiu



2016年11月4日金曜日

偏愛キッチン道具・白の大皿

ホワイト色でシンプル無地の
お皿以上に、料理を美味しく見せて
くれる器はないと感じるので、

手ごろなプライスで、これは!
というお皿を見つけたら
手に入れてヘビロテしています。

パスタにハンバーグ、
お好み焼き、ワンプレートランチ
などなど、とにかく守備範囲が広く

特にポッテリと厚みがあり
業務用でも使えそうな程
丈夫な重めのタイプは

 食器洗い機にも電子レンジにも
耐えられて、
毎日使っても飽きないのが
頼もしいところ..

洋服で言うところの
コットンの白Tシャツみたいな感じです。

白い角皿を持っていたので
次は楕円を・・などと

同じ白の大皿でも 
形違いで欲しくなってしまう所も

微妙な形違いで欲しくなってしまう
白Tシャツに似ています。




             Tiiu

2016年11月2日水曜日

咲き乱れるバラ

先月末は雨がふったりやんだり
天候はすっきりしないのが
植物にとっては都合よく

適度に水分もありつつ
日光もおだやかで
緑はグングン成長し

バラは秋一番の見頃です。

まるで、ディズニー映画の
アニメーションみたいなイメージで
ポンポンとポップに
咲き乱れるバラは

見ていて爽快で
霧がかった早朝の緑を背景に
幻想的でもあるのです。

ふんわりと甘い香りも
漂わせ
 ついつい庭での滞在時間が長くなる

我が家でのささやかな
バラのショータイム期間です。



                     Tiiu




2016年10月30日日曜日

どう着る?レース

レース素材があしらわれた
お洋服、小物など
ここ最近のロングトレンドに
なりつつありますが、

そのシーズンによって
少しずつは
デザインの感じが違ってきています。

それと同じように
レースの取り入れ方
合わせ方も人それぞれで

ロマンティックな人
ナチュラルな人、レトロな人
デカダンス、ゴシックな人..

レースの合わせ方で
その人のスタイルを垣間見る
 ことができるような、
それほど浸透率は高めです。

中では一切レースを
着ない人もいるかもしれませんが
それも一つの選択肢

最近、ハッと振り返った
街のオシャレさんは

ブラックレザーのライダースの下に
白のオールレースのトップを着て
スニーカーをはいていました。



              Tiiu


2016年10月28日金曜日

冬のカモミール

一家に一つ、常備しておく
価値があるハーブティーで
冬に飲みたくなるのが

スペインでは安価に手に入って
定番、人気の高い 
カモミールティー。

出来れば良質なオーガニックの
お茶を手に入れておいて
濃厚に入れると健康に良いらしく

ベッドに入る前に飲む
 安眠効果は
よく知られていますが、

アレルギーなどで
くしゃみが止まらないときには
 スプーン1杯の蜂蜜とレモン汁を
加えて飲むと効果があるのだとか..

ヨーロッパの人々は
さすがにハーブが身近で歴史も深く
よく知ってます。

健康にいいから飲むだけでなく
冬に熱々のカモミール・ミルクは
何より、ほっこり
美味しさもひとしおなのです。




               Tiiu

2016年10月26日水曜日

物欲は精神の鏡

時期的なものによってか
物欲が非常にある時と
殆ど無いときがありまして

ある時は傍から見ると
とんでもなく、つまらないだろうモノでも
衝動的に手に入れたくなったり

無いときは、何時間
買い物に出かけても
手ぶらで帰って来たりなどなど..

単にその時にお金があるから
ないからという理由だけでは
なさそうな気がします。

物欲が有りすぎると
(若い頃はもっともっとありました)
高級な品になるほど
躊躇いを感じたりしがちだけれど

実はモノが欲しい時のほうが
無いときよりも
ずっと元気なのです。

なので、お金が足りなくても
既にモノが溢れていたとしても

あんな物が欲しい
次はあれを買うぞ!

と思い巡らせて、最終的に買い物をすることが
健やかな暮らしの原動力になっています。



                        Tiiu

2016年10月24日月曜日

楽しい多肉生活

買い物のついでに寄った
園芸ショップで

新しくて活き活きとした
多肉植物を見つけては
お持ち帰りする..

そんな風にコツコツと
少しずつ集めてきた
 サボテンの仲間達

時には元気がなくなって
場所を移動したり
広がり過ぎたら株分けしたり

配置のバランスにも気をつけて
出し入れしているうちに
賑やかになってきた
我が家の多肉スペースです。

雨が少なく、お日様が年中ポカポカの
この地方では、
余程のことが無い限り
多肉はすくすく問題なく育つそうで

こうなると、集め甲斐があるというもの。

まるでアートオブジェのように
奇妙な形をした
多肉を集めて
あらためて眺めると異空間な光景です。




2016年10月22日土曜日

偏愛キッチン道具・ペッパーミル

ヨーロッパの人々が大好きな
フライパンで焼いただけのお肉や
チキンのオーブン焼き

シンプルな調理で
素材の味を楽しむ
家庭料理に欠かせないのが
挽きたて胡椒の風味です。

必需品ゆえなのか
雑貨、インテリアショップだけでなく
こだわりの食材屋、スーパーでさえ
見かけることがあるのが

粒粒の胡椒を
挽いて楽しむペッパーミル。

我が家ではずっと
木製の入れ替えタイプを愛用して
きていたのだけど...

何種類もの粒胡椒が元々詰まっており
透明アクリルのミルから
鮮やかに透けて見える
使い切り胡椒入りミルを発見。

なんと、価格も普通に
粒胡椒だけを買うのとほぼ変わらないし
1本でかなり長持ちする優れもの

お土産にしたり、
アウトドアに使ったり
マイ・ペッパー?として持ち歩くなら
断然軽くてコンパクトなアクリル・ミル。

 胡椒が無くなるとゴミになるのだけが
 残念でなりません。



                          Tiiu

2016年10月20日木曜日

おひとりパスタ

食事は一人よりも2人
2人よりも3人、、と
大人数でワイワイ食すると
美味しさも倍増しますが

こと麺類、
ロングパスタやラーメン、蕎麦など
に関しては

一人でしっとり
すばやく、熱々で
あっと言う間に平らげるのが

自分としてはベストだと考えます。

家に一人でいるときの
お昼ご飯でパスタを作ったなら
麺は自分好みの固さで茹で上げ、

作ったら、一言も話さず
一気に食べ切って
もちろん遠慮の塊もナシ。

 ただただ集中するのは
麺とソースの絡みのバランスと
時々口に入れる飲み物のこと。

最後の一口まで
熱っぽさが残っている位
一気に食べるおひとりパスタは

大人数でまったり
分け合ってちまちま食べるパスタより
大抵は3割り増し美味しいのです。



                  Tiiu




2016年10月18日火曜日

色で楽しむスポーツウェア

普段に外で着る衣服と違って
基本的には特別なシチュエーション
でしか身につけない
スポーツウェアは

ここぞとばかりに
色で遊んで、
飽きるほど着て楽しみます。

家の中だけで着る
ルームウェアなんかも、それと似た感じの
衣服と言えるけれど

 寝室で心休まる色を選んだら
結局無難な色合いに
落ち着いてしまうので..

ネオンカラー
ビビッドなハーモニーなどを
着るなら、やっぱり
スポーツかアウトドア。

一緒に同じスポーツを楽しむ
仲間のウェアを眺めるのも
ワクワクしたりします..

 ショッキングピンクに
コバルトブルーの組み合わせとか
 パープルに蛍光オレンジ色だとか

着る勇気が出ない色のアイテムにも
手を出したくなるのは
スポーツマジック効果です。



           Tiiu

2016年10月16日日曜日

キャンドルみたいなダニア

見た目はトロピカルだけれど
太陽のダイレクトな光が
そんなに得意じゃなくて

意外にもひんやり
日陰の風通しが良い場所を
好むプランツが

パイナップルみたいな
黄色い花を咲かせる
ダニアという観葉植物です。

真っ先に視界に入ったのが
ギザギザと、グラフィカルな
花弁の美しさだったのが

よく見ると葉っぱの葉脈にも
個性があり、白い筋のインパクトが
何ともスタイリッシュ..

直射日光を避けるなら、と
小さな軒下のプランターが空いていて
そこにピッタリ納まりました、

薄暗い夕方の頃に外に出ると
黄色と花の形が
火を灯した蝋燭のようで

 イエローの色の強さに心動かされます。