2016年1月30日土曜日

花飾り遊び

昔から切花派ではなく
地植え派の私は
植物を触るときは常に土だらけ..

思えば部屋に花を活けて
飾るなどといった女性らしい行為を
殆どしていなかったので

(室内に飾る多肉のミニガーデンは
作ったけれど..)

気の効いた花瓶の一つも
最近まで持っていなかったほど。

そんな時、庭に直植えした
イングリッシュラベンダーがタワワに
咲き誇り、切っても切っても茂ってくるのを
捨てるのは忍びなく

花瓶に放り込んでみたら
なかなかいい香りが部屋に漂い
これはこれで悪くないかもと思うのですが

他に活ける花が庭になく、断念

多肉植物と野菜ハーブだらけの庭に
もう少し花を植えておけば良かった
と、今更ながらに後悔、

やはり自分には、ガーデン道が
向いているみたいです。



                           Tiiu

2016年1月28日木曜日

ひよこ豆カレー

カレー全般、好物人間ですが
一般的なカレーライスよりも
ドライカレーの方を好んで作ります。

市販のルーを使わずに
自分好みに味を調節できるのが
ドライカレーの良い所ですが

イチから自分で作っても
そんなに手間じゃないのも
気楽でよいです。

それでいて、ごろごろ野菜が
食感を損ねないし
うんざりするほど食べ続けても
飽きが来ないのも素晴らしい

ドライカレーに入れたいと
真っ先に思いつくのがひよこ豆、
豆腐もよいけれど、

ヒヨコ豆を入れたときの
色あいが何だか、香ばしそうで
いい感じ..

収穫の恵みのような
鮮やかなピーナッツバター色が
一層食欲を刺激するのです。





                             Tiiu


2016年1月26日火曜日

偏愛キッチン道具・ガラスの果汁絞り器

何処の家庭にも1つはありそうな
果汁を絞る道具ですが
 偏愛こだわりのポイントは
ガラス製だということ。

割れたらおしまい、の
ガラス製の利点は
サッと洗っても果肉のかすが
残りにくいところと

 出して置きっぱなしていても
見苦しく見えないところです。

とりわけオレンジの産地
バレンシア地方では大活躍する
この道具

何人分も絞るのには適して
いないけれど..
1人か2人分、さっと喉を潤す
程度にはいい塩梅

冬のオレンジは甘くて濃厚で
常温で保存したオレンジの
生暖かさが癖になるのです。

しかもその辺で叩き売られている
オレンジでさえ美味しいのだから
まさにオレンジ帝国。

この地方に来てから
何倍も出番が増えた偏愛道具です。




                                                                             Tiiu






2016年1月24日日曜日

偉大なるマルグリット

1920年代を背景に
大好きな仏女優・カトリーヌ・フロが
富豪のマダムに扮し

しかも稀有な音痴で
音楽好きの役をする..
と聞いただけでワクワク
久々に見たい衝動に駆られたフランス映画、

日本ではこの冬、2月から
公開が決まっているそうです。

 期待を裏切らない内容
コミカルさ、もさることながら

 衣装や屋敷内装の素晴らしさも
圧巻もの。

大胆なビジューの使い方
孔雀の羽根を取って髪に差すエスプリ
ゆったりとしたシルクの部屋着など

フランスならではの
贅沢な遊び心がたっぷり詰った装飾は
切り取ってコラージュしたいほど。

レトロなアクセサリーや
インテリアがお好きな方にも
オススメできる1本です。 






                          Tiiu


2016年1月22日金曜日

ルッコラを収穫

冬の種まきでも、どうにか
収穫までこぎつけた
ルッコラやコリアンダーなどの
ハーブたち

サラダに混ぜたり
生春巻きに入れたり..
小さな野菜の類とはいえ

この時期にスーパーで
一つ一つ入手する面倒さや
コストを考えると

結構大きい自給自足に
なったのでは、
とホクホク収穫の真っ最中。

そして何より青々と茂る
見た目が可愛らしく
癒し系なのです。

ついでにルッコラという
名前も響きが良くて素敵だ..

少しだけほろ苦い味わいは
そのままで
夏のよりも少し野性味が控えめな
冬の我が家のルッコラです。




                           Tiiu



2016年1月20日水曜日

ロブスターのタルティーヌ

日本ほどに新商品が頻繁に
お目見えすることのない
スペインの食品売り場なので

たま~に行くお店の売り場に
目新しい商品が並んでいると、
つい手を伸ばして味を確かめたく
なるというのが我が心情

 この間即買いしたのは
ロブスターの味と香りが濃厚に
クリームチーズと絡まった

パンに塗って出すだけで
「ロブスターのタルティーヌ」として
お酒のアテになりそうな代物です。

パッケージにもあるように
庭にて栽培しているシブレットを
切ってパラパラとふりかけたら
一層贅沢な見た目

実際はロブスターのエキスは
数パーセントしか入っていなかったとしても

普段とは違う何かと想像力が
食卓を楽しませてくれるのです。





                      Tiiu

2016年1月18日月曜日

保湿の救世主

乾燥が続くこの季節、
どんなに敏感に傾いた時にも
安心して使えるのが 

フランスのお医者さんも
勧めるという
BiodermaAtodermシリーズによる
保湿クリーム

肌だけでなく、髪のぱさつき
 また最近発見したのが
リアルレザーのジャケットのお手入れにも
難なく使えてしまったのです。

最初はヨーロッパの乾燥に怯え
ビクビク過ごしていた私も

一家に1本あると心強い
救世主的なクリームのおかげで
冬の乾燥もへっちゃらに

コスメも食べ物と同じで
人それぞれ相性があるとすれば、

Biodermaのそれは
誰がいつ食べてもお腹に優しい
お粥のような存在かもしれません。

アンチエイジングとか
そういうリッチな効果が期待できない所も
お粥っぽい..

                               Tiiu

2016年1月16日土曜日

2016・春イメージ

まだ1ヶ月以上は
寒さが続きそうですが..
仕事柄、そして春好きの性分もあって

次シーズンのイメージを
思い描かずにはおれません。

暖冬につき、ロングコートとか、
あったかブーツとか
殆ど身に付けていないけれど

重いアイテムをすっ飛ばして
新しい季節の準備に
移行したいこの頃

そんな時に新鮮なイメージで
現れたのが
キリム織りのショルダーバック

この春夏は特に
スポーティとトライバル(エスニック)の
融合が旬、らしいです。

大人のナチュラルやサファリ風スタイル
 エアリーなシルエットに加えると
素敵なアクセントがつきそうで

一つだけ加えるエスニックなポイントが
 キリムというのが素敵です。






 *ショップにて買い付けましたので、上記バックは近日中に販売予定です。

                           Tiiu




2016年1月14日木曜日

寄せ木細工の雑貨

日本の伝統工芸でも知られている
寄せ木細工の職人技は

スペインでも室内装飾のディテール
であったり、インテリア小物などに
使われていたり

度々見かける素朴で
何ともスペインらしい、しつらいです。

インテリアや雑貨の中では
色艶やかな
タイルや陶器なども
スペインらしさでは有るけれど

自分の好みで言うと
断然ムハデルの幾何学や
渋い色合いでまとまった、
寄せ木細工などに惹かれるのは

見ていると気の遠くなるような
時間の流れを感じるから
かもしれません。

初めて「陰影礼賛」を読んだ時のような
胸の高鳴りを感じる
ずっと眺めていたくなる細工です。




                              Tiiu


2016年1月12日火曜日

マロングラッセの濃厚クリーム

フランスやドイツのメーカーから
出ている栗のジャム
いわゆるマロンクリームは

年中スーパーなど
食料雑貨店で手に入る
瓶詰め商品だけれど

期間限定で手に入る
マロングラッセのクリームは
もう少しスペシャルな感じが加わり

濃厚で贅沢な
マロングラッセの味わいが
堪能できる冬の嗜好品。

栗のデザートは秋から冬にかけて
旬を迎え、食べたい欲求も
加速するので
 自然と手が伸びてしまうのです。

パンナコッタやフロマージュ・ブランなど
白いデザートとの相性や
見た目のバランスも秀逸!



                          Tiiu

2016年1月10日日曜日

偏愛キッチン道具・ティーコゼー

体の芯まで暖めてくれる
ホットな飲み物を
1日に何度も入れては、飲む

この季節に欠かせないのが
ティーポットと
保温の役目をするティーコゼー。

実は日本からフランスへ
フランスからスペインへと..
大事に使い込んだ
このスウェード地のティーコゼーは

 大学生の頃に憧れていた
デポー39という
 英国カントリー雑貨のお店で
手に入れた思い出の品。

ティーコゼーと言えば
キルティング素材やフェルト地のように
ポッテリ厚みがあるという印象なのに

スマートで辛口な
スウェード地(内側はキルティング)
という見た目に一目惚れ

当時の自分としては
かなり奮発した価格だった気がするけど

あの時これを選んだ自分を
褒めてやりたいと思うほど
今なお色褪せない偏愛アイテムです。




                            Tiiu





2016年1月8日金曜日

冬タイツを楽しむ

冬に欠かせないアイテムと言えば
ニットに始まり、厚手のコート、
ブーツに手袋、ストールの類..

などなど上げればキリがない
防寒アイテムが目白押し

 どれもやはり、
しっかり防寒してくれる素材で
心地が良くありつつも
デザイン優秀!だったりすると

 一つ一つの価格が
ずっしりと冬のオシャレ予算に
のしかかってくるわけですが

そんな大物揃いの
冬にチャーミングな価格で
気分を盛り上げてくれるのが
冬のタイツ。

 たかがタイツ
されどタイツの存在感は
意外に大きく

毎シーズン新調しても
大した出費にならないし、
費用対効果はかなり高め。

冬の大物を一つ
諦めてでも
少し贅沢なタイツをワンペアかツーペア
買ってしまう、タイツ好きの私です。


                          Tiiu




2016年1月6日水曜日

見つかった犯人

冬に撒いたラディッシュの種
ようやく発芽して成長してきたなと
喜んでいたら

ひどい!あちこちに穴が掘られ
せっかく芽が出た鉢が
荒らされるようになることしばしば..



穴が掘られて芽が台無しになるのも困るけど
 土がタイル床に激しくばら撒かれて
毎回掃除をするのも、かなり面倒。

一体誰の仕業だろうか、
猫かな、ハリネズミかな
それともキジバト?

 などと考えていたら
暴力的に鉢を叩く音が聞こえてきたので

こっそり家の外へ出て
回り込んでみると

ついに犯行現場をキャッチ!
くちばしに土がべっとり..付いている。

犯人はクロウタドリ
美しい声の持ち主なのに
意外に虫好きの肉食が残念です。




                            Tiiu

2016年1月4日月曜日

食後にアマレット

スペインで冬にお目見えする
お菓子の代表格と言えば
 TURRONやPOLVORONなど

 アーモンドがたっぷり使われた
甘くて香ばしい風味が特徴的な
修道院発のもの。

これが出てくると冬が来たと
感じるものですが

毎年食べていると、さすがに
飽きがきてしまい
何か違ったお菓子が食べたくなったりします。

そんな時、ふと買い込んだ
イタリア製のリキュール、アマレット。

アーモンド風の香りが
独特なこのお酒は、スペインの冬菓子の
イメージそのもののよう

今年はお菓子の代わりに
このお酒をほんの少しロックで味わい
デザート替わりにしてしまうと

体がポカポカ暖まり、
アーモンド菓子を食べた後のような
重い食感が残らずに
 食後を〆ることが可能に。

スペインの冬はやっぱり
アーモンド風味で終わるのが
お似合いな気がします。
 



                            Tiiu

2016年1月2日土曜日

ピースフルな装い

2016年が始まりました。

職業的にも趣味的にも
今年はどんな風に着ること、住むこと、
生活することに向き合っていくのだろうと

シンプルに考えてみると
思い浮かんだキーワードは
ナチュラルとピースフル

 若さが弾けていた頃は 
トレンドを追いかけて取り入れることに熱中し
ホットなブランドのアイテムが欲しくなり

今思えば苦笑いするほど
とんがったオシャレ精神の時が
あったような気がするけれど..

年を重ねるにつれて惹かれるのは
自然と一体化したような色や
年月を経たような風合いのもの。

それにアクセサリーで味付けして
自分らしい雰囲気を
肉付けしていくのが理想です。

実は自然の中に心打たれる
色のハーモニーや独特のモチーフが
溢れていることに気づくと、
オシャレが何倍も楽しくなったりして..
 
 難しく考える前に
自然に学ぶのが近道なのかもしれません。







                          Tiiu