2016年11月30日水曜日

芳醇マスタード

クリスマスのシーズンに近づくと
実に色んな食材が
スペシャルなバージョンで
陳列棚を賑わすようになり、

スーパーに行くだけで、
あの味もこの風味もと、試したくなる
欲望を刺激されます。 

気合の入ったパッケージも
買い物欲をかき立てて

限定という言葉が更に
消費者の紐を緩めます。

さて、今年一番乗りで
スーパーで手に入れた
クリスマスバージョンの食材は

意外にもマスタード。

フランスのディジョン・マスタードを
蜂蜜とパイナップルの果汁で
よりまろやかにした
限定レシピもので、

鶏手羽先や牛すじ肉を
コトコト柔らかく煮込んだ料理に
つけて食べると、止まらない美味しさ。

 クリスマスが始まるずっと前に
瓶が空になりそうな気配です..




                        Tiiu

2016年11月28日月曜日

偏愛キッチン道具・木の実割り

家族何代にもわたって
使い続けられそうな
鉄製で頑丈な木の実割り。

極々シンプルで飾り気がなく
地味な存在感の
キッチン道具なので

洗った後、どこに収納したか
忘れてしまい
探し回ることもしばしばです。

さて、この木の実割り
我が家では意外に使う頻度は高く

殻つきで売られている
胡桃、へーゼルナッツ、アーモンドなど
中の実を傷つけずに割って
取り出すことを可能にします。

少し前に書いた
洗濯する木の実もこれがあると
簡単に割れるので

キッチンに限らず
大活躍..

殻付きの木の実は、保存がきいて
香ばしさも秀逸、
殻を割るときのカリッとした音も
食欲をそそる瞬間なのです。




                 Tiiu

2016年11月26日土曜日

万能ニットワンピース

カジュアルにもフォーマルにも
概ね女性らしく楽しめるのが
冬のニットワンピース。

冬限定という意味では
限られた時期しか出番がない
イメージが付きまとうけれど

ぺラっとした素材で
特別な機会でないと着られない
ワンピースに比べると

余程着る機会があって
気づいたらヘビロテしているのに

中々これは、
という形、デザインに出会えない
のも現実です...

今季に良いなと思っているのが
膝下くらいのミディ丈で
ガウンのようなシルエットとか

ボトルネックの
ストンとしたシルエットも
スポーティーで捨てがたい、

 単にニットワンピースと言っても
毎年、色々なタイプが
進化して出てきているので
見ているだけでも楽しいのです。

シンプルな無地を選べば
アクセサリー使いで、華やかにも
ホッコリにも出来るのは魅力的、

ニットワンピの
七変化コーディネートを
 考えると、ワクワクします。




                             Tiiu


2016年11月24日木曜日

淡いオレンジの新色

我が家の庭で、ほぼ年中
何かしらの花を咲かせ続け
垣根を盛り上げてくれる
ハイビスカス。

太陽が大好物で
トロピカルなイメージだけど

毎日に見ていると
あの鮮やかな赤とピンクの
色合いに、少々食傷気味..

しかし、育て易さ、
頑丈さはピカイチで、
萎れては、また新しい花を次々と
咲かせる生命力は、お見事なのです。

そんな我が家の定番に
新色が仲間入り、

淡い蜜柑シャーベットのような
透明感のあるオレンジ色で
これまでのイメージを一新。

 遠めで見ると、ハイビスカスと
気づかない程
まだ見慣れていなくて、新鮮、

どんな物であれ、
新色を手に入れるという行為は
心躍るものです。



                          Tiiu


2016年11月22日火曜日

発想の転換

アンティーク調なメタルの
質感や型押しが気に入り、
手に入れたソープディスペンサー。

買った頃の記憶も新しいうちに
プッシュ式のポンプの部分が
詰まって、石鹸が出てこなくなってしまい..

石鹸を出す役割を果たせず
暫く放っておいて
ただの置物と化していましたが

ポンプの部分を外すと
何だか一輪挿しみたい、、

早速、内部の石鹸を隅々まで
洗い落とし、
庭に咲き乱れる薔薇を一輪
挿してみると

 意外にも相性がピッタリで
ディスペンサーの頃よりも
ずっと素敵に見えるのです。

安易に捨ててしまわないで
良かった。

発送の転換が
雑貨の復活に繋がりました。


                 
    Tiiu

2016年11月20日日曜日

ビーフストロガノフ日和

寒くなると、赤ワイン、
スープ、煮込み料理などが
恋しくなりますが

まさにこの季節にうってつけ
お手軽にありつけて
あると嬉しい
ビーフストロガノフ。

日本ではお手軽に作っていた
カレーやハヤシライスも
ルーをイチからとなると、億劫で...

しかし、このストロガノフは
ルー要らずで簡単に出来るので
ヨーロッパに住み始めてから
頻繁に作り始めたのです。

日本米に比べてもっちり感で劣る
スペインの白米や
現地で安いマッシュルームは
相性が抜群なので

こちらではむしろ、経済的な
メニューとも言えるかも、

 少し酸味のある濃厚なソースが
クセになり、ご飯と食べるから
サラサラと食べきってしまえるこのメニュー

庶民と食いしん坊の味方です。




              Tiiu




2016年11月18日金曜日

洗濯する木の実

いつも健康志向のフランスに住む
義家族から何度も
言われていたことの一つが、

どこで得た知識なのか?市販の柔軟剤には
肌に有害な成分が含まれているから
絶対に使ってはイケナイということ。

常々からあまりに強烈な香料で
洗濯物に香りが付く
柔軟剤が、決して体にいいとは
感じてなかったものの..

それ無しでは
地中海岸の強烈な太陽の下
洗濯モノはもれなく
パリパリのお煎餅状態。

かと言って、室内干しや乾燥機は
好きではないし、
恵みの太陽の光で殺菌もしたい、

一体どうすれば?
と、思っていた矢先、エコショップで見つけた
洗濯用木の実 

なんでも、
殻付きの木の実を割って、殻だけを麻袋に入れて
洗濯機の中に入れて洗濯すると
洗浄と柔軟効果があるのだとか。

半信半疑でそうやって
 洗濯してみた所

確かにタオルなどは、ふんわりな仕上がり。
太陽の光が弱ってたきた季節のせいもあるので
真夏に真価が問われそうです。



                Tiiu


2016年11月16日水曜日

秋ニット、冬ニット

ニットが活躍するシーズンになりました。

自分の生活サイクル的にも
冬はほぼニットを着ているので、

ローゲージ、ハイゲージ
ロング丈、ショート丈
ネックラインも色々と

気づけば集まってきましたが、

一言でニットといっても
素材や編み方、ボリューム感によって
暖かさの差がかなりあり
個人的には秋ニット、冬ニット、と

ぼんやりと、ですが
気温によって着るニットを
区別しています。

ハイゲージ編みなど、すっきりとした
軽めのニットは、秋ニット

重めのボリューム感で、ふんわり編まれた
ニットは冬ニットとして、
寒さに対抗する最強防具。

 最近は下に着るインナーTシャツも
かなり進化しており、
冬でもすっきりとした格好をしやすいのですが

 ほっこり暖かいボリュームニットは
視覚的にも ポカポカさせられる
気がするので、欠かせません。

秋と冬の境目のような今の時期は、
ロングカーディガンを羽織って出かけたり..
ニットジャケットでも外出できる

貴重なニットとの蜜月期間かもしれません。





                                        Tiiu






2016年11月14日月曜日

固形のシアバター

寒くなり始めたと思ったら
いきなり冬並みの気温、
ここスペインでも随分と冷え込んできました。

寒さはともかく、
着込めば済むことなので
それほど手間はかからないのです、が

寒さとタッグを組んでやってきた
強烈な乾燥が
なかなか厄介なのです。

 そんな折に、カサ肌の救世主、
フランスから取り寄せたのが
天然成分100%のシアバター。

シアバターと言えば、ロクシタンなどの
ナチュラルコスメに入っている
こともあり、名前は結構知られていますが

バターそのもの、固形の塊を
手に取ったのは初めてのこと。

ほんの一つまみ取って
手の平で温めると、じんわり
溶けてゆく様は、まさしくバター

その溶けたばかりのバターを
乾燥部分に塗ると
みるみる艶へと変化していくのです。

沢山塗りすぎてしまうと
テカテカになるので要注意
適量でも軽くティッシュオフしてもいいくらい..

これからはクリームと一緒に
バターも常備して
冬本番に備えるつもりです。




            Tiiu


2016年11月12日土曜日

ゴーゴー、スプラウト

最低気温が10℃を切りはじめた
頃から、少しずつ庭で育てる
キッチン用の植物が限られてきて

寒さに耐え切れる
頑丈な植物が少しだけ..
寂しいスペースになってきました。

そんな生育が難しい
このシーズンにも、種を撒くと
あっという間に収穫できて

失敗知らずの優れもの、
と言えば、何と言っても
スプラウト。

カイワレ大根的な、あれです。

無くても困らない野菜だけど
あったら、結構重宝するし、
色合いや形が可愛らしいのも良い所。

種を撒くと、もれなく被っている土を
押し上げて、物凄い生命力で
発芽していく様子は

何度眺めても壮観です。


               Tiiu

2016年11月10日木曜日

バーのある空間

スペインに暮らす前、
フランスで小さなアパートに住んでいた頃

友人から譲り受けた、
大きなキッチンチェスト。

チェストと言っても、天板は
調理台としても使える作りになっており、
ワンルームの間取りに置くには
かなり圧迫感のある家具だったにも関わらず
 
その収納力、作業台としての
 使い道が効率よく
愛用していたのも束の間。

スペインへ移動となり、持っていくのは
あまりにも大きすぎるので、断念し、
フランスの倉庫で眠ることしばしの年月..

 ようやく、バラバラにしたパーツの状態で
運んできて、懐かしのご対面、、なのですが

メタル質の引き出しが
置きたい場所のインテリアに
ちっとも合わないのです。

導き出した答えは
メタル面を内側にして置いた
バーカウンターにすること。 

メタルのカッコよさがチャームポイント
だったのが残念だけれど、
(見えるのはカウンター内に入った人だけ)
この置き方によって、圧迫感は殆どナシ

おうちにバーがある環境も
なかなか稀なことなので、
まずは非日常な空間を楽しもうと思います。





              Tiiu

2016年11月8日火曜日

大人が着る少女服

フランスで人気のある
お洋服ブランドのコンセプトで

母と娘で着られるデザイン
親子2代で楽しめるファッションを
売りにしたキャッチフレーズを
しばしば見かけます。

これらの洋服達に共通するのは
ベーシックでスタンダードなデザインを
ベースにしたアイテムが多いこと、

ティーンの少女と
大人の女性が着ても違和感がない
エイジレスなスタイルであると同時に

どこかメンズっぽさが感じられるような
ジェンダーレスなエッセンスもあり、

そういうスタイルの組み立て方が
何とも絶妙で惹かれてしまいます。

例えば、ざっくりとしたニットに
オックスフォードのシャツ

ディテールを見ると、
ケーブル編みや、ドット柄、
ストライプなどなど

こうやって見てみると
大人の女性と少女が一緒に
着られる洋服って 結構あるんだなと
嬉しくなったりもします。

きちんとしたコンセプトの下、女性らしい貫禄と共に
ナチュラルな自分らしさを出してくれる
そんなエイジレスなストーリーの服に
注目しています。



             Tiiu





2016年11月6日日曜日

ソーセージも色々

ヨーロッパでソーセージが有名な国
と言えば、ドイツなど中欧の国を連想される
かもしれませんが

実はスペインでも(フランスでも!)
地方によってご自慢の味を沢山作っている
ソーセージはとっても美味で

色んな種類があることにも
当初は驚かされたものです。

お肉屋さんなどへ行くと
様々なソーセージが紐でつり提げられており
色も黒や白、ピリ辛の赤など様々..

割と好みの分かれる黒色の
(黒っぽいのではなく、本当に真っ黒)
豚の血のチョリソーも
私は嫌いではなく、

グロテスクな見た目とは裏腹に
比較的健康的な美味しさだと思うのですが..

それより何より
一番好んで食べるのは
優しい味わい、でも脂肪分もたっぷり
含まれていそうな白かもしれません。

基本的には焼く前に切ったりせず
(肉汁が出て勿体無いから)

パスタに入れる時も野菜と炒める時も
そのまま焼いて
食べるときに噛みしめて
味わうと、最高にビールがすすみます。
  



               Tiiu



2016年11月4日金曜日

偏愛キッチン道具・白の大皿

ホワイト色でシンプル無地の
お皿以上に、料理を美味しく見せて
くれる器はないと感じるので、

手ごろなプライスで、これは!
というお皿を見つけたら
手に入れてヘビロテしています。

パスタにハンバーグ、
お好み焼き、ワンプレートランチ
などなど、とにかく守備範囲が広く

特にポッテリと厚みがあり
業務用でも使えそうな程
丈夫な重めのタイプは

 食器洗い機にも電子レンジにも
耐えられて、
毎日使っても飽きないのが
頼もしいところ..

洋服で言うところの
コットンの白Tシャツみたいな感じです。

白い角皿を持っていたので
次は楕円を・・などと

同じ白の大皿でも 
形違いで欲しくなってしまう所も

微妙な形違いで欲しくなってしまう
白Tシャツに似ています。




             Tiiu

2016年11月2日水曜日

咲き乱れるバラ

先月末は雨がふったりやんだり
天候はすっきりしないのが
植物にとっては都合よく

適度に水分もありつつ
日光もおだやかで
緑はグングン成長し

バラは秋一番の見頃です。

まるで、ディズニー映画の
アニメーションみたいなイメージで
ポンポンとポップに
咲き乱れるバラは

見ていて爽快で
霧がかった早朝の緑を背景に
幻想的でもあるのです。

ふんわりと甘い香りも
漂わせ
 ついつい庭での滞在時間が長くなる

我が家でのささやかな
バラのショータイム期間です。



                     Tiiu