2017年12月31日日曜日

バルと言う名のスペイン映画

個人的に最近は映画離れが
進みつつある自分ですが、

昔はフランス映画をはじめとした
ヨーロッパ映画を
次から次へと貪るように観て

3度の飯より映画を欲して
いたころがありました。

さて、2017年の間で映画を愛する心が
久しぶりに掻き立てられたのが
スペイン映画 El Bar
(邦題:クローズド・バル)

スペインで勢いのある監督の一人、
アレックス・デ・ラ・イグレシアの
映画は、過去にも何度か見たけれど

 この映画の世界観はまた独特で
密室劇なのに、舞台はどんどん
地下へと移行する空間移動に
どことなくリアリティが感じられ

そのドキドキ感が
ヨーロッパ映画ならではの
エスプリに満ちているのです。

 これは過去の作品も芋づる式に
観ておきたい、
そう思える監督作品に
久々に出会いました。




      Tiiu

2017年12月29日金曜日

強風の日はニット帽

私の住む家は、少しばかり
小高い丘の上にある
地形のせいか、

とにかく風の通り道になりやすく、
 雨は少ないけれど
風の音がうるさくて
眠れない夜もあるくらい。

強風の勢いが凄まじい
このシーズンは、

少し外を歩いたり、
庭の外へ出て作業をするだけで
(大体は風が散らかす塵掃除...)
 
コメカミの辺りが
じんじんと痛みます。

そんな時の頼もしい味方が
冬にほっこりニット帽、

ニット帽は実用面でも
見た目のリラック感も、
どことなく惹かれてしまうアイテムで、

季節としての冬を
じんわり実感できる小物
でもあるのです。

強風があると、
今日もニット帽の出番だなと
密かに小さくガッツポーズする
自分がいます。




                                       Tiiu

2017年12月27日水曜日

ヨーロッパで飲む中国茶

ヨーロッパで緑茶やウーロン茶など
アジアのお茶を見かけると

独自のフレーバーを加えて
デフォルメした形で
販売されていることが、しばしばで

緑茶に甘いフレーバーを
加えるなど、意味不明な組み合わせも...

もちろん、アジア食材店では
本来のお茶が手に入るのだけど、

 欧州ならでは、の
デフォルメバージョンもなかなか
新鮮味があって
楽しめるものもあるのです。

さて、先日スペインで初めて
買ってみた ウーロン茶には、

沢山のドライフラワーがブレンドされており
花茶とウーロン茶のハーモニーが
気品ある味わいに仕上がって

脂っこいこちらの料理やデザートに
合わせて意外に相性がよく、
これはこれで、アリかもの満足感。

このお茶を飲みながら
地元神戸でよく食べていた
香港飲茶が懐かしく思い出されました。





                                      Tiiu

2017年12月25日月曜日

手袋を買いに、

これまでの冬であれば、
手袋を一度も使うことなしに
ひと冬が過ぎていた..

という年も珍しくなかった
私の住むスペインのエリアも

この冬ばかりは、
それ無しでは外出は厳しい日が
早くも続き、

久しぶりに手袋が
大活躍、しかも各ショップで目にする
手袋のデザインの種類も心なしか
豊作に感じる今シーズン。

 ヨーロッパで手袋を探すと言うと
真っ先に思い浮かぶのが、
レザー素材

私も住み始めたばかりの頃は
レザーばかりに目移りしておりましたが

実はニット素材のデザインも
なかなかスマートで洗練されており

ヨーロッパらしい色使いで
手元を仄かに彩ってくれる逸品が
多いことに気づかされました。

レザーもいいけれど
ニット布地もね、
そう呟きながら、言い訳しながら
また一つ増えていく小物なのです。


                     Tiiu
*当ショップにて入荷したてのニット手袋たちです。

2017年12月21日木曜日

枝モノの冬デコ

寒さが本格的になって、
小さな家庭菜園コーナーは
すっかり収穫を終え

庭に咲く花もまばらで
寂しさが露になりつつある
我が家の庭。

冬は植物の成長も遅く
水撒きも頻繁に要らない為に

庭と接する機会が
少なくなるのも
冬ならでは、のこと

そんな時は枯れ枝を拾ったり
常緑低木の小枝を
少し拝借して

 枝モノをシンプルに
飾るデコを楽しみます。

色が殆どないので
木の自然なフォルムが際立ち
これはこれで、味わいがあるかも..

冬景色の一コマを
切り取ったようなデコを
眺めて、あと暫くは冬篭りです。




        Tiiu

2017年12月19日火曜日

皮肉な読書

小さい頃、山の上を
ぜいぜいと登った所にある
図書館へ行くのが習慣で

そこで何冊もの児童書を借りて
1週間後に返却する時に、
また新しい本を借りる..

そういうループを繰り返して
いた時期がありますが、

少し大人になり、
中学や高校、大学時代はその年代らしく
もっぱら雑誌を読み漁り

働き始めると
もはや読書の時間がすっかり
削り取られたみたいに
本を読んだ記憶が抜け落ちています。

そして海外へと移住して
日本語の活字を読むことが
ネット上、電子上でないと難しい状況に
なってから、ようやく

紙の読書が無償に恋しくなるのは
皮肉なもので

次から次へと本を読み漁りたくなる
気持ちを抑え、

好きな本を読み終えたあと
何度も繰り返して読むことで
沢山の本を読んだ気になっている自分がいます。

面白い本の1回目は
大事に大事に反芻するように読み始め
半分に到達すると残りページが
減っていくのが、切なくなる

そんな感情を抱くのは
たいそう久しぶりの感覚です。


          Tiiu

2017年12月17日日曜日

素朴なイルミネーション

日本、ヨーロッパでも見られる
この季節の風物詩、

夜空に煌く
街のイルミネーションは
確かにとっても美しいものだけど

この景観を見る為だけに
外へ出かけたり
ましてや、人だかりの中を歩きたいと
思うことは、殆どなく

あくまで、偶然目にする位で
丁度よいとする私です。

 さて、スペインのイルミネーションは
どちらかと言うと、
色が少なく、しっとり、素朴な
光が枝垂れているという印象で

日本のそれに比べると
かなり控えめと言って
良いかもしれない。

広大な住宅地の中で
リアルなモミの木を植えている家々は
沢山あるけれど

かといって、自宅の敷地に
イルミネーションをつけている家は
あまり見られず..

電気に対する欧米人の
ブレない経済観念は、ここでも確かに
発揮されているようです。

自分が好きなのは、
街のイルミネーションで
街路樹になったオレンジの実が
照らされて、一層明るく見えるとき。

これだけは何度見ても飽きません。



            Tiiu

2017年12月15日金曜日

アーモンドと薔薇といちご

コーヒーもお茶も
そして、一緒に食べるお菓子の類
にも 目がない我が家の住人は

寒くなった冬の日々において
否応なしに増えていく
ティータイムを満喫中..

年末年始限定で販売される
 スペインのクリスマスティーは、

紅茶、緑茶、ルイボスティーの
3種類を買い集め
意味も無く飲み比べたり、

シーンに合わせて
飲み分けたりしています。

クリスマスティーといえば
 毎年定番の味は
何といってもアーモンドフレーバーで、

マサパンやトゥロン、ポルボロンなど
スペインのクリスマス菓子にも
アーモンドの味は欠かせないもの。

その上で今年らしい個性を出すのに
ドライローズやスミレの花を加えたり、
ドライ苺、ピンクペッパー などなど

複雑且つ、ワクワクするようなブレンドを
楽しめるように、それぞれ
工夫が凝らされているのです。

スパイスや花、ドライフルーツの
風味など、ワインとも
どこか似たものを感じます..



      Tiiu

2017年12月13日水曜日

小物で広がる新たな会話

洋服よりも小物がすき
小物を見るとついつい
財布の紐が緩くなる...

そう言うオシャレ賢者さんの話を
古今東西
何人も聞きますが、

やはり、洋服と言うアイテムに
ある程度のベーシックさ、普遍的な色・形は
着回しを複雑にしないためにも必要なことで、

それを普通に着ると、人と被る恐れも秘めており
自分らしい個性を出すなら
小物から、という意識が
関係しているのだと思われます。

洋服文化の長いヨーロッパでは
小物の進化もめまぐるしく、
力の入れようも流石なもの

洋服だけでだと
特筆すべきコメントが出せなくても
小物のセンスにキラリと光るものがあれば、

見知らぬ人との
新しい会話が広がることだって
ありうるのです。

そういう訳かどうなのか、
ヨーロッパブランドの小物カテゴリーは
どんなに年月を経ても
狭まることはありません。




        Tiiu

2017年12月11日月曜日

素敵カフェ・センサー

例えば、物凄くカフェ好きで
日常的によく利用する人は
良いカフェを見つけるのが上手で、

美味しい物に目がなくて
外食が趣味な人は
レストラン選びに長けている

夜な夜な飲むのが好きな人は
バーや居酒屋を目ざとく
見つけるのが得意であることは
不思議なことで、

何か、自分の中に
特別なセンサーのような勘を
携えているのかもしれない...

なんにせよ、

見知らぬ土地を訪れて
どこかで一休みしたいとき

ガイドブックや地図でも
探さなかった素敵なお店を
偶然見つけるのは
一つの立派な才能です。



         Tiiu

2017年12月9日土曜日

乾燥と寒さをパーフェクトブロック

フランスのコスメ口コミサイトや
雑誌Vogue日本版の過去記事でも
大いに薦められており

すぐに手に入れたくなった
日中の化粧下地
日焼け止め効果もある

Bioderma Hydrabio Perfecteur
という、
うっすらローズ色のクリーム。

以前の記事でも何かと
取り上げているBiodermaの
コスメ類は、自分の肌と
(正確にはヨーロッパに住む自分の肌と)

かなり相性が良いらしく、
安心して使えるという
揺ぎ無い信頼感が生まれており

同じ商品をリピートして
使っては補充することも多い中

この日中用クリームは
冬に特化した悩みを
補填してくれる、自分にとっての新定番

ローズ色が明るく
トーンを整えてくれるのです。

リキッドファンデーションが
苦手な自分の肌も
このクリームなら、ゆっくり
皮膚が呼吸するのを感じます。


                              Tiiu

2017年12月7日木曜日

修道院に見る光と影

ヨーロッパで歴史ある修道院は
都会の真ん中ではなく、
ちょっと外れた空気の綺麗な
小さな町にあることが多く

自然の入り混じった景色も含めて
建築様式、ファサード、
中庭などなど

どこを切り取っても
自分好みに写るので
訪れていると飽きる事がありません。

ここに住む修道士たちも
日々の生活、
蜂蜜やワイン、薬を調合したりしながら

四季に移り変わる
様々な自然の風景や

一日の中でも変りゆく光と影
によって見え方が異なる

レンガや石、真鍮、柱
ドアの木、蝋燭の明かりなどを
眺めて、飽きる事がなかったのでは
なかろうかと、思えてくるのです。

それほど、修道院と言う場所に
流れる木漏れ日や
建物の隙間から入る光は繊細で

電気に慣れた自分の目には
感動的に写るのでした。





       Tiiu



2017年12月5日火曜日

チョコレート争奪

10代20代の若い頃は、
チョコレートを食べると
必ずと言っていいくらい
ニキビが勃発し

そのため長らく封印、
敬遠していたチョコレート。

それが、カラッとしたヨーロッパにきて
肌が乾燥気味になったせいか
それとも年齢のせいなのか、

いつの間にやら、肌が
それに反応しなくなり...

それと同時に
カカオ熱が
過剰にムクムクと膨れ上がりました。

今では、チョコに目がなくて、
家に目新しい箱があると
軽い争奪戦が繰り広げられるほど
執着するまでに、、

幸いにも、
愛すべき赤ワインとも相性抜群な
ビターチョコレートは

食後のデザート代わりに
おあつらえ向きの嗜好品

年齢を重ねて良かったと
思える貴重なひと時になりました。



                 Tiiu

2017年12月2日土曜日

寒波ニモマケズ

クリスマスまで約3週間も
残っている
冬の初めだというのに、

この地方では
稀に出会う寒さが
襲ってきています。

いつものような
太陽と青空は健在なのに
 肌を刺す寒波は
凍えるような厳しさで、

 こんな日々は
スペインに炬燵はないので
フワフワなファー質感と
おうちで蜜柑が気分です。

じんわり、暖かくして
蜜柑を頬張る
おうち時間は、

いつもの休憩時間より
一層贅沢に感じて

片手に読む本の 内容も
ぼんやり考えるアイデアも
 クリアに冴え渡る気がしています。



             Tiiu

2017年11月30日木曜日

一匙のメンズっぽさ

女性がメンズアイテムや
メンズライクなテイストを
ほんの少し加えることで

かえって、その女性らしさが
際立ち、より素敵に見える
ことがある事実は、

1920年代、ココ・シャネルが
メンズ服を元に新しいモードを
築き上げたことからも
歴然としています。

今となっては、
女性がメンズアイテムを拝借して
身につけることも

その反対に、華奢な体形の
男性が、レディースアイテムを
身につけることすら
珍しくなくなっており、

女性が一匙のメンズっぽさを
取り入れることは、
よくあるスタイリング術

成功の為の秘訣があるとしたら
メイクやヘアスタイルに
女性らしさを2割増しで盛ることと、

借り物を着てきたような
投げやり感を出さないこと。

それで十分だと思うのです。



                           Tiiu

2017年11月27日月曜日

手作りお風呂

かねてからこちらで
書いている我が家の
内装事情の中で、

お風呂がないので、
ゆっくり入浴が出来ないと
嘆いてきておりましたが、

満を持して
この度、ようやく
自分達でお風呂場を作って
入浴することができました。

これを日本の人々に話すと
目を丸くされるのだけど、

DIYが生活に根付いた
スペインやフランス人に話しても
やや当たり前の反応..

シャワー室だった場所に
浴槽をはめ込み、設置するのは
結構不安で、大掛かりだったのだけど

完成してみると
自分達で頭を捻らせ工夫を
凝らすのが楽しかったりするのです。

浴槽はスペインバスメーカーの
Roca社より直接ネットで購入し
あとは、ひたすらホームセンター通い。

浴槽を作ったばかりで、
まだ足りない点はあるけれど
ひとまずは、入浴できる生活に感謝です。




                                      Tiiu

2017年11月25日土曜日

ティーツリーで不調予防

日常生活で
知れば知るほど奥が深い、
ナチュラルな精油の世界。

ヨーロッパでは特に
馴染みが深く、歴史も長いせいか

 アロマテラピーとして
香りに癒されるだけでなく

ちょっとした不調、
アレルギー 症状や
病気の予防などなどに
精油が使われています。

ラベンダーと効能が
少し似ているのだけど、
何かと使えそうなので、冬目前に
手に入れたのが、

抗炎症作用、抗ウィルス作用
で知られる、
ティーツリー。

早速、空気の乾燥で喉に不快感がある日に
うがい用の水に精油を1滴垂らし、
ガラガラとゆすいでみると

何だか薬品っぽい
木の香りが口に広がり、
 漠然と、違和感が消えたような..

専門医にかかるには
日本よりもずっと時間がかかってしまう
良くない意味でもスローなヨーロッパでは、
小さな不調は自分で治し

病気を未然に防ぐ知恵が
広まるのは
自然の流れなのかもしれません。


        Tiiu

2017年11月23日木曜日

キノコ祭り

スペインやフランスでも、
日本に比べると
キノコの種類が、ぐっと少なく

いつもお決まり、
マッシュルームと平茸くらいの
ラインナップには

キノコ愛の強い自分としては
物足りない思いがありました。

だがしかし、
一年のうちで、唯一
キノコの種類が増え、
ずらーっと売り場に並ぶ時期があり、

深まる晩秋の
今がまさにそのタイミング。

名づけてキノコ祭り
とも言えるこの季節には
珍しいキノコに加え

普段は高値で躊躇する
 日本ではお馴染みの
生しいたけもお手頃になり

ここぞとばかりに
まとめ買い...

冷蔵庫の中が
多種のキノコで
埋め尽くされるのは喜ばしいけれど

旬の珍しきのこ達は
味も色も個性たっぷり、

あまりにクセが強すぎて
 冬の鍋料理には使えない
種類ばかりなのが、ちと残念です。


              Tiiu

2017年11月21日火曜日

クリスマス・デコ

12月25日を過ぎても
クリスマスツリーや
デコレーションを
飾ったままにしていると

何となく季節はずれで
興ざめな印象が否めない
日本と違って、

こちらヨーロッパでは
1月の半ば位まで

クリスマス飾りが、したり顔で
どこかしこで
見られる慣習は、

ある意味、クリスマスそのもの
 よりも好きなコトかもしれません。

 前置きが長くなりましたが、
せっかく集めた飾りや
リース、ベレン人形などは

冬の間、出来るだけ
長いこと眺めていたいもの。

決して、取り出した飾りを
すぐに片付けるのが面倒だから..
 という、本音でズボラな
理由だけではないのです。




                   Tiiu   

2017年11月19日日曜日

大人のポルカドット

今季の秋冬は、ファッション界
全般で、チェック柄が、
 もてはやされておりますが、

 個人的に注目しているのが
定番柄でありながら、じわじわと、
新作を目にする機会が多くなっている、

ポルカドット柄の
ファッションアイテム。

ドット柄といえば、
どちらかといえば、ガーリッシュな
 イメージがあるものの、

大ぶりなコインドットは、ともかく、
ポルカドットや
もっと小さなピンドットは

大人の女性が
可憐に身に付けられる柄
 だと、思っています。

かなり年配の女性が
モノトーンのドット柄のワンピースを
着ているのを見ると
とっても清々しいし、

背筋の伸びたキャリア女性が
ドット柄を身に付けると
女性らしい抜け感に見とれることも。

ボーダーよりもフォーマルで
チェック柄よりもフェミニンな
 ポルカドットは、

年を重ねても
ずっと味方にしておきたい
柄模様と言えそうです。


            Tiiu   





2017年11月17日金曜日

朝チャイはじめました

朝と昼の気温差が
10℃以上開いてきた
このごろ、

我が家で始まったのが
朝チャイ習慣。

グローブ、八角、カルダモン
などのスパイスをたっぷり入れて
鍋で湯を沸かし

その中に蜂蜜を多めに溶かして
紅茶の茶葉を入れて
煮出すこと2分、

その後はお湯と同量の
豆乳を入れて軽く沸騰してから
飲むのが我が家の作り方で、

最後にパラパラと
シナモンパウダーをかけて飲むと
見た目もかなりチャイらしい見栄え。

朝に飲む利点としては、

スパイス効果で体がじんわり暖まるので
起きぬけの冷えやすい体に
かなり効くということが一つ。

豆乳と蜂蜜たっぷりなので
食後に飲むには
少し重いし、、

カフェイン入りだから
夜眠る前も避けたい

などなどの経緯から、
朝チャイ生活、始まりました。

チャイを沸かしている間に
簡単な朝ごはんを作れる、という
合理的さもポイントなのです。



        Tiiu

2017年11月15日水曜日

真冬の水浴び

11月の半ばにして
朝の気温が6℃と、
この冬一番の寒さを感じ、

ふと窓の外を眺めてみると、
寒さの中、
凍りつくほどの冷たさになっているであろう

我が家の庭の
 水飲みスペースには

こんな日でさえ
野生の鳥たちが水浴びをして
辺りは噴水状態..

人間にしてみれば、
武者修行、の
真冬の水浴びは

お湯を使うことがない
鳥たちにとっては
むしろ必要なもので、 

乾燥しやすい冬は
寒さなど関係なく
キンキンに冷えた水が
夏と同じだけ日々消費されるのです。

あの暖かそうな
羽毛に包まれた体をわざと水に浸しても、
空を飛び回っているうちに
すっかり乾いてしまうのだろうか。

見るたびにドライヤーが
目に浮かぶ自分の想像力のなさに
げんなりします。


           Tiiu     

2017年11月13日月曜日

プチ・筋肉づくり

世の中には
男性のマッチョな筋肉を
愛する女性たちは
数え切れないけれど、

女性に付く筋肉って
どうなんだろう...

と、疑問を抱きつつも、

健康の為に、
運動神経を挙げる為に、
体の体温を上げて暖房依存から
脱却する為に

目だ立たない程度に
筋肉を付けていこうと
思い始めました。

目立つほどの筋肉を
付ける過酷なトレーニングをしたり
食事制限までしようとすると、
 挫折することしか思い浮かばないですが、

 ほどよく、体が熱を保管して
心地よく暮らせる
筋肉は合ったほうが良いと思うので

プチ筋肉作り、始めました。

とはいえ、
始めの数日はストレッチだけで
 背中が痛くなる、だらしなさ..

プチ筋肉だけでも
道のりは随分険しそうです。



                            Tiiu

2017年11月11日土曜日

水なし洗顔

日本と比べてかなりの
硬度を感じる生活水を
余儀なくされているのに、

なぜ、今まで使ってこなかったのか
不思議なくらい
現在の自分にフィットしたのが、

最近、お試しで一品
プレゼントしてもらった

Bioderma Hydrabio H2O
という、拭き取りタイプの
クレンジングウォーター。

思い返してみると、
日本に住んでいる頃にも、
一度使った記憶がある
ビオデルマのクレンジング水、

あの頃はまだ若く、水質の良い日本で
数あるクレンジングの中
敢えてこれを使い続ける明確な理由が
見つからなかったけれど  

今は水を使って顔を
洗えば洗うほど乾燥する気がしている
大気と、肌質ゆえに

これを使うべき
絶好の環境にあるといえるかも...

クレンジングで拭き取っているのに
肌がしっとり潤う
というのも画期的、

世の乾燥肌にお悩みさん達
全てにお勧めしたい名品です。


                      Tiiu

2017年11月9日木曜日

ノンシャランな極み

マリンなボーダー柄ニットに
紺色のピーコートを羽織り、
くるぶし丈のデニムからちらりと見えた
レオパード柄のショートブーツ。

そんな着こなしをした
アレクサ・チャンのスナップを見て

ただただスタイリッシュとか、
素敵だとかを通り越し

今更ながら、これは到底
凡人には真似できないな、と
脱帽に似た感覚を抱きました。

それは単にお金がかかっているとか
スタイル抜群のファッショニスタだから、、
有り余るアイテムを持っているから
という類に理由もあるけれど
  
コトはそれ程シンプルでなく

ファッション誌やカタログに見られる
計算されたスタイリングの
いかにも、な、お行儀よさでは無くて、

部屋の中に散らかっていた
アイテムを適当に合わせて
着て来ました感が、
物凄く伝わってくる

セオリーを破壊した
ノンシャランな極みに
彼女の凄さを感じるのです。

誰もが真似できそうで
誰もモノに出来ないスタイルを
即席に作り上げるセンスは
天性のものに違いない、

たとえ部屋の中が服や小物で
溢れていたとしても、
その審美眼は研ぎ澄まされ
スタイルを作る技は
お見事としか言いようがありません。
        Tiiu







2017年11月7日火曜日

引き立てる香り

秋が深まり、
日照時間は短く
気温も少しずつ下がるにつれて

庭でこしらえていた
野菜や草花にも
終わりが近づいています。

オクラや枝豆の
葉はすっかり落ちていき、
残った実もまばら、、

こんな季節でも
収穫を続けていけて、
あったらこの上なく重宝するのが
香り高いハーブの類。

中でも、あるのと
無いのでは、料理の風味が
格段に違い、切らしたくないのが

コリアンダーとディルなのです。

しかも、お店でちょこちょこ
買っていると、結構な額になるので
庭にストックがあると
ほっと、安心感..

年末年始のシーズンは
スモークサーモン、茹でた海老、
カルパッチョなんかも
食卓に出やすいので、

これらの味を引き立てる
ディルとコリアンダーは必須。

野性味溢れる
庭栽培のハーブは
一石二鳥、いや三鳥にも
使い勝手がいいものです。



                   Tiiu

2017年11月4日土曜日

白いモミの木

我が家の壁の所々には

以前に絵画などを飾っていた
跡と思われる
前の住人が残していった
フックの名残があり

 それを再利用して
鏡や壁掛けを付けたり

特に抜いたりもせず
そのままにしている所も多いので

壁掛けのデコレーションや
そういった類の雑貨を
見つけると、いつの間にやら
フックを利用できるのでは、という考えがよぎります。

 最近久々に手に入れた
壁掛けのフックは、
クリスマスを意識したような
白いモミの木っぽい形のデザインで

フックに好きなストールを
掛けておいたり、
ネックレスや帽子、小さなバックなど

外出から戻って
脱ぎ着した小物を
取りあえず掛けておくのに、いい塩梅

散らかり予備軍の
小物類をすっきり見せるのにも
壁掛け雑貨は
頼もしい役割をこなすのです。




                                 Tiiu


2017年11月2日木曜日

クリスマスまでに飲みきるお茶

毎年、クリスマス月に
入る1ヶ月前くらいから、
店頭に並びだすのが

アーモンドやチョコレートのお菓子と
 クリスマスティー。

このクリスマスティーは
クリスマスに飲むお茶、
というよりもむしろ、

クリスマスを待ちわびながら
指折り数えつつ
楽しみに飲んでゆくお茶

というイメージが強いので、

我が家でも、手に入れたら即
開封して飲み始めます。

特に限定で売り出される
クリスマスティーのブレンドは
毎年変化するものもあり、

今年はどんなブレンドなのだろうと
ワクワクするのも醍醐味。

手に入れた
ブレンド茶が気に入ると
売っている間にリピート買いして
誰かにブレゼントしたり、

お茶でもてなしたり、、と
色々な使い道にできるのです。

さて、今年のお茶は
どんなだろうかと
感想は、またの機会に。



                                 Tiiu

2017年10月30日月曜日

ルームウェアの多様性

休日やフリーの時間、
体をゆっくりと休めることに
重きを置く、ヨーロッパにおいて、
 
「ルームウェア」のカテゴリーにおける
バリエーションの豊かさに
最初は驚いたものです。

寝るときのパジャマ以外に
ルームウェアなんて
いつ着るんだろう、という感覚しか、
持ち合わせてなかった当初

 めくるめく、部屋着の世界に
魅了され、あっという間に
それらを手に入れたい気持ちが
むくむくと膨らんできたものです。

同じヨーロッパでも
フランスでは、ホームウェアに
ちょっと高価なイメージがあり、
まず下着を買って、余裕があれば...欲しい!

という憧れの感覚だったけれど。

ここスペインでは
もっと手に入りやすいプライスで
しかもデザインやバリエーションは
フランスと見劣りしないもの。

外でリラックスウェアとして着たり
 休暇の旅行先で着てしまっても
大丈夫な位のデザインで、

こんな部屋着を持っていたら
ずっと休んでいたくなりそうな
危険度もピカイチ。

だがしかし、

今は冴えなく見える
昔愛した洋服を着て過ごすより

お気に入りのルームウェアで過ごす
普段の生活に
充実した彩りを感じられるのも
また一つのお部屋着マジックなのです。


              Tiiu

2017年10月28日土曜日

アロエづくし

今年の春に大きく場所を変え
庭の片隅から
プランターや鉢へと

大きな引越しを終えた
我が家のアロエ。

その際に、あまりに沢山
株分けをしたので、中には根付かなくて
枯れてしまうものも少なくないかも..

と、心配するまでもなく

その株分けから更に広がり
 ニョキニョキと
雨後のタケノコの如く
増え続けているアロエたち。

他の多肉植物は
こんなに短期間で増えたり
大きくなったりしないのに

日陰にあっても
水が少なくても、全く動じない
アロエの生命力には脱帽です。

余程この土壌と気候に
相性が良いのか、

どんどん増えて土壌を支配して
行く様子は、ある種、不気味ですらあります。

増えすぎたアロエたちを
何とか有効利用できないか
思案中の日々です。



                Tiiu

2017年10月26日木曜日

秋サバを食らう

10月と11月は食欲の秋を
素直に受け入れる我が家では、
何を食べても美味しく感じ 

旬の野菜や果物、
お菓子なんかも含めて、
キッチンの冷蔵庫や貯蔵棚は
食材で常にパンパン状態...

こんな時期は、
いつでも手に入り、年末には
沢山食することになる肉料理を
ひと休みして

旬の魚を優先します。

スペインで食べる秋サバは
日本での秋刀魚並みに安く、
丸々と脂がのった、1匹500g位の魚が
およそ150円くらいの価値で売っており、

買い帰ったら、
早速さばいて、大量調理

これに秋の祭典で手に入れた
白ワインを合わせると、
ローコストで
贅沢な秋の味覚ご飯の出来上がり。

もっかの課題は、
献立がワンパターンになりやすい
鯖だから
新しいレシピを開発したいという所です。


                                              Tiiu

2017年10月24日火曜日

インナーから始める冬支度

まだまだ冬の寒さには
遠い気温の
スペインの10月ですが、

一旦寒くなり始めると
坂道を転げ落ちるように
気温が下がり
ある日突然冬がやってくるので、

冬支度は早いに越したことは
ありません。

じっと座って仕事をしていると
じわりと冷えてくる
石床で底冷えする我が家だから

冷え対策は、まず
靴下や下着などのインナー類
から始めて、

厚みのある羽織モノや
ニットなど外側に着るものは
最後の一手。

インナー類も最初から
暖かさマックスのものでなく
少しずつ薄い生地から暖か生地へ、
切り替えていく過程が

年を経るごとに
巧妙になり、切り札が多くなっていくので
まるでゲーム感覚で選ぶ
自分がいます。

代わり映えのないデザインなのに
愛すべき
靴下やストッキング、タイツたち

ハキモノをせっせと集める
冬支度なら、いつでも大歓迎なのです。



                                      Tiiu


2017年10月22日日曜日

日陰で読書タイム

秋風が心地よくなってから
ようやく庭で過ごせるようになり

秋らしくテラス用チェアを
引っ張り出してきて
紙の読書時間を捻出します。

太陽の滞在時間が長いここでは
夏も涼しく外で過ごせる
時間はあるにはあるけれど、

9月頃から出没し始めた
凶暴な蚊たちが飛び回り
所かまわず吸血してくるので
とても庭には出られない状態なのでした。

そういう意味でも
大歓迎の涼しさ、
読書の秋ということで、

外の空気をいっぱい吸って
花粉にも虫にも悩まされず
本に没頭できる時間は貴重です。

我が家に面した2件の家々、
隣と裏は空き家で、
もう一方隣は空き地ということもあり

外から聞こえる音は
殆ど鳥か虫の声..

 自然に囲まれた生活は
蚊さえなければ、居心地抜群なのに、
夏の名残のように刺され痕が残ります。



              Tiiu  



2017年10月20日金曜日

マリー=フランシーヌ

恐らく、私が大学に入ったばかりで
18歳位の頃から
20年以上を経た、今に至るまで

憧れと尊敬の気持ちを持ち続けている
フランスのクリエイターが
ヴァレリー・ルメルシェという人。

女優であり、演出家であり
歌手でもあった、
多彩な肩書きの持ち主である彼女は

何といっても持ち前のモードなセンスと
 ユーモアのセンスがピカイチで、

その2つを持っている人に
無条件で
尊敬してしまう自分がいます。

そんな彼女が作った映画の最新作が
「マリー=フランシーヌ」
(日本での公開は未定)

ルメルシェ演じる50歳、研究職の女性は
暗くてお堅いけれど
映画が作り上げるキッチュな世界観が
パリらしくフワフワとした空気に包まれて

笑いと好きなモノの
ツボを押され続けた1時間半。

オシャレなだけじゃつまらない
やっぱり人生、かっこ悪くても
味があって、笑いを共有できる人たちこそ
一生付き合える宝物

と、痛感させられる秀作でした。

2017年10月18日水曜日

ラベンダー精油のビックリ効能

ラベンダーの香りといえば、
真っ先に思いつくのは
安眠効果、リラックス効果。

その他には
衣類やファブリックに付く恐れのある
虫除け効果なども
期待されており

植物として観賞するのもよし、
香りにも癒される
愛すべきプランツと言えます。

このラベンダーの
精油(エッセンシャルオイル)には
他にも驚くべき効果があることに
気づいたのは、つい最近で

獰猛な虫刺され痕が
なかなか消えず

どんな塗り薬よりも
肌に効果があったのが、
この精油だったから。

もちろん、個人差もありそうなので、
自分の肌との相性が良かったせいも
あると考えられるけれど、

綿棒に1.2滴
精油の原液を垂らして
患部に塗って放置するだけで
炎症がすうーっとおさまる効果は魅力的。

知れば知るほど
植物精油の奥深さに
はまりつつあるのです。



               Tiiu