2017年8月30日水曜日

遊びのうさぎシューズ

少し前のシーズンからになりますが

海外スナップなどで
オシャレセレブ達が、こぞって
履いていたのが、

シャーロット・オリンピアの
猫シューズ。

 あの手の遊び心溢れる
デザインは、流行に乗ると
魅力的に見えるものですが、

いや、そうでなくても
個人的にツボかも・・

しかし、遊びデザインで5万円以上
してしまう、1足のお値段は
決してカワイイと思えません。

金銭感覚が庶民の私などは、
こういう遊びデザインは
もっぱら、ルームシューズの類で
楽しむことにしており、

もちろん、家中でガンガン履くので
使い捨てでも惜しくない
超プチプライスで..

猫シューズとは
似ても似つかない
うさぎシューズは、
ヘタウマな刺繍が憎めなく、

少し生意気な表情が
逆に気に入って、
この秋用のルームシューズとして
ひそかに仲間に入れました。



             Tiiu


2017年8月28日月曜日

オリヅルランの花

折り紙の鶴のように
シャープな形で、
縞の入った葉っぱが美しい

オリヅルランは、
室内でも簡単に育て易い
つる植物で、

下に枝垂れるように
伸びていくにつれて
ボリュームが増し、

一部分を切って、水に浮かべても
元気に根っこを伸ばす、
生命力溢れるプランツです。

その、オリヅルランが
植えてから初めて花を付け
気づけば白い可憐な花弁を
爽やかに観賞させてくれました。

じっーと意図的に見ないと
うっかり、見逃しそうになる小さな花は、 
主張が少なく、
控えめで、

誰かに話したくなるような
発見の嬉しさがあるのです。






                         Tiiu

2017年8月26日土曜日

大人のブリティッシュ・チェック

次なる秋冬は
由緒正しい英国の香り漂う 
ブリティッシュチェックの柄が
トレンド浮上しています。

ブリティッシュ・チェックと言えば
タータンチェック、グレンチェック、
ハウンドトゥースチェックなど
 挙げられると思いますが

これらのチェック柄を
大人の女性が洋服で取り入れるのは
結構、難易度が高そうです。

例えば、コート
スカート、パンツなど
割りと大きな配分を占める洋服を
チェック柄にして、

英国トラッドだからと、
コンサバにまとめてしまうと

たちまち、昔見かけた
先生スタイルとか
何となく近寄りがたいオーラが出てしまいがち。

その点、
小物で取り入れるチェック柄は
程よいスパイスで
どんなスタイルにも加えやすく

大人っぽいモードを維持し易いので
好感度も高そうです。

もし洋服で英国チェック柄を入れるとしたら
合わせるアイテムに、
セクシーさ、ロック感、ボヘミアンなど

 正統な英国調に
ゆるさを加える要素を盛ると
現代らしさが出せるかもしれません。






                                                     Tiiu

2017年8月24日木曜日

ご飯ものを考える

夏の折り返し点を過ぎた頃から
何だかいつもの夏らしからぬ
涼風が 心地よくなった
私が住むスペインの町。

いくらなんでも秋は未だ先
とは、思っているけど

空調要らずに過ごせる
今の気温だからか、食欲も増進..

グルテンを控える食生活なので
お米の消費量がみるみる増えて

多くなるのが
ご飯と一緒に炊き込んで
バリエーションを効かせられる
○○ご飯系。

人参ごはん、かやくご飯、
枝豆ご飯にキノコご飯など
探せば色々出てくるけれど、

最近のヒットは、
芽ひじきをメインに、人参と
タケノコで炊き込んだ、
ひじきご飯。

水の替わりに足す出汁の味だけでなく
ヒジキからも出てくる
海草エキスに旨みがあって

いつもの炊き込みご飯とは
また違った風味。

冷めたご飯をおにぎりしても
美味しくなりそうな大人の味です。







              Tiiu

2017年8月22日火曜日

偏愛キッチン道具・リネンのクロス

リネンの布雑貨を
道具の類に入れて良いものか
少し疑問ではありますが、

台所に常備している
キッチンクロス、
テーブルクロス、
ナプキンクロスなどなど

日々の生活で欠かせない
布モノの中でも
リネン(麻)素材の布には
特別な愛おしさを感じずには居られません。

それは洗濯をして干すとき
畳んで収納する時
取り出すときなどなど

触れているときに伝わる
リネンのカラッとした弾力のある
手触りが心地よく

洗えば更に風合いが増す
という、独特の特質にも
魅力が詰まっている気がします。

リトアニア、ラトビア、
ロシアなど
主に東欧の国々で丁寧に織り込まれた
しなやかなリネンクロスは

自分にとって
立派なキッチン道具と言えるのです。



                               Tiiu



2017年8月20日日曜日

蔓は伸びるよどこまでも

甲子園球場の外壁を
覆うほどに絡まる
膨大なアイビーの蔓

ジャックと豆の木に出てくる
雲の上まで続くツル。

昔から長い長い
蔓を持つ植物に浪漫と
特別な 憧れを抱いていたけれど、

いざ自分が庭に植えている
蔓植物を見ていると、
その生命力は破壊的で、

やがてこの蔓に自分が絡まって
しまうのではないか、と
恐れ、半ば気味悪さまで 
感じてしまっています。

蔓植物の成長は
他の植物よりも動的で
スピード感があって、

剪定したいけど
してはいけないような
そんな威嚇すら感じさせるのです。

結論、
蔓植物は、遠くから眺めるに限る。


                       Tiiu

2017年8月17日木曜日

ナチュラル・シック派が増殖中

スペインのようにグラマラスな
ファッション、装いが長年好まれて
いたような国でさえ、

街を歩けば、だんだんと
ナチュラル、ボヘミアンなスタイルが
増殖しつつあることに気づきます。

まずは新しく出来る
ショップから反映される
ナチュラルスタイル提案の多さ、

 元来、性格も見た目も濃い
西欧人には、
あっさりめなナチュラルファッションの方が
似合っているのかも..

と、今更ながらも
このエフォートレスなトレンドの
到来に、しっくり感を発見。

 それはそうと、
日本人にだってもちろん相性が良い
ナチュラル・シックなスタイルは

ナチュラル一辺倒よりも
シックさをひとさじも、ふたさじも
多めに盛ると、
日本人らしい上品さが引き立つのかも、

それにはアクセサリーだったり
小物だったり、
時にはビビッドな挿し色、だったり。

秋からは収穫の香り漂う、
濃い目のナチュラルカラーが
主流になりそうな予感です。




                                                     Tiiu


2017年8月15日火曜日

オレンジのほろ苦いお茶

毎月新しいお茶をおろすのが
密かな楽しみになりつつあります。

それが緑茶でも
ハーブティーでも紅茶でも

今月も頑張ろうと
元気の源になっていたり、

季節に合わせた
テーマ的なもので選定してみたり..
様々な思惑が潜んでいるのですが

8月は真夏の季節にふさわしく

アイスティーとして
爽やかに、フルーティーにいただける
オレンジのルイボスティーを選びます。

オレンジのエッセンスが
入ったお茶は、
温かくても美味なのですが、

 夏にはルイボスとの相性が
抜群です。

オレンジの花の香り、
皮のほろ苦さ、
甘いバニラ風の味わいが
暑さを吹き飛ばし

軽いデザート感覚で
 すっきり頭を爽快にするお茶。

アイスが食べたくなったら
キンと冷えた
オレンジ・ルイボスで脳をごまかすのです。



                         Tiiu

2017年8月13日日曜日

カーテンのお手入れ

つい見落としがちですが
実は結構汚れが
蓄積している
部屋にかかっているカーテンの類。

そこにあるのが普通になり過ぎて
存在自体を忘れてしまいそうに
なるけれど...

部屋に対する存在感の大きさは
割りと大き目の家具に
匹敵するくらい。

そんな各部屋に1つは
配分されているカーテンのお手入れは

まずカーテンレールから布を外すのに
ハシゴを持ってくるところから
始めねばならず、

ついつい先延ばしにしてしまうのです、

そしていざ洗ってみると、
元々目立った汚れは無かったとしても
窓に戻した布地は
どこと無く透明感があって

 窓から射す光の明度も
ぐんと上がったように感じるのが
洗濯効果、

カーテンのくすみ取りは
部屋の明るさへ直結する
大きな気づきでした。




2017年8月10日木曜日

夏空にたなびくストライプ

この家に住み始めたときから
既に劣化の兆しがはっきりと
布地に表れていた

家のファサード部分に
影を作る役割を担う
我が家のテント。

通常はお店の軒先などに
使われることが多い
この類いのテント、

太陽が燦々と降り注ぐ時間の長い
スペインの住宅街では
あちこちで見られ、

さすが、外で食事をするのが
大好きなスペイン人の住まいだけあって
テラスのエリアには
心地よい影が作られています。

さて、我が家の日焼けして破れた
テント布地を張り替える作業は
思いのほか、難航し、

サイズに合った好みの柄を
探すだけでも一苦労..

プロに任せると10倍以上の費用が
かかると聞いて
意地になって自分たちで張り替えた
ボルドー×ベージュのストライプが

今ではまぶしく
夏空に、たなびいています。



               Tiiu

                   

2017年8月8日火曜日

ディップパーティー

夏の日に、無性に食べたくなる
食べ物の一つに
ワカモレ(アボカドのディップ)
がありまして、

これが丁度いいタイミングで
手に入ったのを機に 

フムス
(ヒヨコマメのディップ)
クリームチーズ、

トウモロコシのトルティーヤ
チップスを用意して

簡単で手が止まらなくなる
ディップパーティー
の出来上がり。

真夏のディップパーティーは、
とにかくお手軽に準備が出来て
片付けられることがポイントで、

 ビールなど
夏のお酒と相性抜群なことも
理に適っており、魅惑的。

ディップにつける食材は、
お腹にたまるトルティーヤだけにあらず
キュウリやセロリなど
野菜スティックもありなので

飽きることが無く
果てしなく続きそうにも思える
ディップの反復運動..

月に1.2度は開催したくなる
ずぼらパーティーの一つです。




                 Tiiu

2017年8月6日日曜日

鮮やか色とメタルバングルの妙

この夏はトマトレッドやイエロー、オレンジなど
ナチュラルなトーンが残った
鮮やかカラーのアイテム が豊富で

スカート丈は依然として
ロング、又はミディが豊富..

無地でも華やぐシルエットに
しばしば目を奪われます。

さて、そんな色モノ豊富な
今シーズンは、
色にあやかり、
どこか一つに印象的な
カラーで遊ぶのが楽しいけれど、

最近、ヨーロッパのショップの
Lookbookでよく見かけるのが、
鮮やかカラーの着こなしに
ゴールドメタルのバングルを合わせた

サラッとエキゾチックで
女神風なコーディネイト。

鮮やかでビビッドな主張色が
 渋いメタルのバングルを入れることで
見事に調和され

女性らしい体のカーブが
際立って見えるのです。

ゴージャスなジュエリーでなくても
心を打つ組み合わせは
無限にあるのだな、と思わせる
お手本を垣間見ました。




                                    Tiiu



2017年8月4日金曜日

スクラブとオイル美容

日本に住んでいたころは
自分の肌は混合肌で
敏感に反応し易く、

研磨剤の入った
スクラブ洗顔料やパックなど
使うと肌がヒリヒリしたものですが、

ここスペインに住み
超が付く程の硬い水と
太陽の光に鍛えられたせいか、

それとも最近のスクラブ剤が
優しく、肌に馴染みやすい
成分になりつつなるのか、

 スクラブコスメが
欠かせないアイテムと
なりつつあります。

夏は特に、
ごわごわと角質が厚くなりやすいので
スクラブ入りのジェルで
顔だけでなく全身を洗い

その後にオイルで保湿。

という、今までとは
全く異なった刺激的な化粧品の使い方に
肌が敏感に反応しなくなってきたのは、
住む環境のせいか、年齢のせいか...

 多かれ少なかれ、所変われば、
肌の性質も変わってしまうのは
ありうる事実です。

そう言えば、大気も日本より
かなり乾燥している、
この要因もあるかもしれない、、
 



              Tiiu

2017年8月2日水曜日

憧れのミューズ

かれこれ数十年前、10代の後半に
自分はヨーロッパ映画に
かなり影響を受けた時期があり、

その頃から海外旅行へ
頻繁に繰り出すようになり

アート、ファッション、インテリア
食文化など、影響を受けまくり

 少しずつ少しずつ
憧れの女性像というものを
模索し始めたのもこの頃。

あの頃に素敵な女性を発見するのは
お気に入りの映画の中で、

春、夏、秋、冬、
と季節によって好きな作品は変わるけれど

夏といえば、
強烈に今でも印象深く
その魅力が焼きついている女優が

フランス女優で、モデルとしての記憶も新しい
アナ・ムグラリスと
伊女優のモニカ・ヴィッティ。
(ベルッチではありません)

なぜ、夏にと言われると、
2人ともかなり涼しげなセクシーさと
深いミステリアスな憂いを
もっているせいかもしれません。

この2人が出ている
映画の衣装もまた、
今でも色褪せない、ミューズ女性の
永遠の定番であるのです。


*映画「赤い砂漠」のモニカ・ヴィッティ


                 Tiiu