「千夜一夜物語」(アラビアンナイト)
がきっかけで、
ペルシャ帝国時代の
歴史や文化に興味を持ち始めました。
ペルシャ時代は
アケメネス朝、アルサケス朝、サーサーン朝の
三時代に分かれており、
その中で物語が綴られたのは
サーサーン朝にあたるらしく、
その服飾、装飾たるや
見事なもので、
色彩、刺繍、彫刻、など
生活の随所に贅沢さが溢れているのです。
特に興味深いのは
男性、女性の服装で、
とにかく重ね着の妙が素晴らしい、
物語がミステリアスな要素に
包まれていることも多々あって
一層そういう風に見えることもあるけれど
オレンジ、ピンク、パープル色など
夢心地な色彩を巧みに組み合わせていたり、
ふんわりショールを腰に巻いていたり...
はるか昔の時代に思いを馳せて
写真や映像ではなく
スケッチ画で想像してみる
服飾には浪漫があり、
もっと深く紐解いてみたい
好奇心にかられるのです。