2018年2月27日火曜日

衣類メンテナンス

出かける時になって
急に見つかる衣類のほころび、
目立つ毛玉、取れかけのボタン...

それらを見つけて
慌てて着替える時間ロスを
少しでも減らすべく、

洗濯した後の衣類を予めチェックして
何か見つかったら
ベットの脇に貯めておき

寝る前に潜り込んだベットの上で
行う衣類の修繕は
思った以上にはかどることに気づきました。

というのも、気づいた時に
修繕していると、どうしても
時間優先、投げやり仕事になることが多く、

後回しにしていると
いつの間にやら忘れてしまう。

その点、夜寝る前、
ちくちくとする手作業は集中力もあり
後は寝るだけという開放感も良いのです。

そんな訳で、ベットの脇には
裁縫道具と毛玉取り器が
常にスタンバイ する我が家です。



      Tiiu

2018年2月25日日曜日

メモとノート

普段の情報収集や調べものなど
殆どのリサーチは
パソコンで済ませているので、

携帯のメモ機能は
ほぼ使ったことがない代わりに、

パソコンのデスク周りには
メモ、付箋、開いた状態のノート、
印刷ミスの裏紙などなど を

すぐに書き込めるような状態で
 待機させています。

ノートには計画や発見したこと、
メモには、やることリスト、
そして紙の切れ端には
ささっと取ったメモ書き

例えば、見ていた動画で
気になった部分の時間を秒単位で残したり
大切なコード番号、キーワード

時に、書きすぎた内容が
カオスとなり、書いた自分でも
何のことか分からなくなることも...

情報が溢れ、便利な時代ならではの悩みは
自分にとって真に大事なことか
考える暇も無く、受け入れてしまうこと。

昔雑誌の切り抜きなどをしていた頃が
懐かしく思い出されます。



          Tiiu  

2018年2月23日金曜日

花粉症にルイボスティー

少しだけ暖かい日が続いたと
思ったら、ほどなく
鼻の奥がむずがゆくなり、

あっという間に花粉の飛び散る
予感がプンプンしてまいりました。

スペインのこの環境において、
どの植物の花粉に反応するのか
 いまいち掴めてないけれど 

2月から3月、この季節に毎年
止まらないくしゃみに悩まされている
気がします...

先手を打つべく花粉症の予防
対策を調べてみたら、

毎日のように飲むほど好きな
ルイボスティーに効果があるらしい、
ところがお湯で淹れるいつものやり方でなく
ぐつぐつ煮出す必要があるとのこと。

つまりチャイのルイボスバージョンを
作ればよいのだ、と

分かったその日から、ルイボスティーを
グツグツ煮込み、 
濃い濃いに出した茶葉の上から
ミルクも混ぜて、熱々ルイボスチャイの出来上がり。

もしもこれだけで、
花粉症の症状が緩和されたら
しめたものです。



                                     Tiiu

2018年2月21日水曜日

背もたれは椰子の木

以前に書いたオリーブの木
残念ながら我が家の庭に
植わってないけれど

うちの真正面に位置する
ご近所さんの庭からのぞいた
大きなオリーブの木が眺められ、

横隣の空き地には巨大な松の木が
わさわさと松の実を揺らし

そのどちらの大きな木にも
無数の鳥たちが住んでいるのが分かります。

 さて、我が家に話を戻しますと

うちにある樹木と呼べるものと言えば
9本ある椰子の木のみ。

しかも葉が硬く、枝が無いので
鳥たちが住むことはなく、
時折来る鳥がとまると、足がすべって
ジタバタする音が聞こえることも。

そんな椰子の幹を背にして
椅子のクッションを置き
陽を浴びながらの読書がなかなか
心地よいことに、最近気づきました。

冬の一番気温が上がる時間を狙って
陣取る、最も日当たりよく座り易い
椰子の木の背もたれは

幸いにも、向かいのオリーブの木も
隣の松ノ木も
たっぷり見渡せる特等席です。



             Tiiu

2018年2月19日月曜日

アクセサリー好きの為の服

欧州に住む女性たちの多くは、
アクセサリーを付けることが日常に根ざし
それがネックレスであれ、ピアスやブレスレットであれ、
その大半がカジュアルなもの。

とにかくアクセサリーが好き、
小物が好き、
 それによって自分を引き立てるのが
とっても上手に見えるのです。

なぜこのように魅力的に
アクセサリー効果を発揮できるのか、

辿りついた答えの一つが
アクセサリー映えする服の存在。

アクセサリーが似合う服というのは
色々あるけれど、

まず第一に記憶に残らないデザイン、

着るだけでインパクトのある服は
アクセサリーの効果も兼ね備えているので
敢えて加えることを必要としません、
付け足すとしたら、リングやピアスなど小さなアイテム位。

もう一つは、着て初めて良さが分かる服。

これはヨーロッパの服に多くて、
 ハンガーに掛かっていたり、平置きの状態では
魅力が伝わりにくく

例え、ショップモデル着用の写真でも
身体を通した状態を見て、ちょっとしたディテールが
普通の服とは違っていると
気づくデザインがあるのです。

そういう服とアクセサリーの相性は抜群で
加えるアクセサリーとの相乗効果で
着こなしが研ぎ澄まされていくイメージ。

何も加えなくても、それだけで完成する服を少し、
アクセサリーや小物を加えて完成する服を
多めの割合で持つことは、

クローゼットから展開される
日々の着こなしを早々と決める
秘訣の一つとなりそうです。



            Tiiu
*写真の付け襟は、間もなくショップにて販売予定です。

2018年2月17日土曜日

無花果、チョコレート、赤ワイン

無花果とチョコレートと赤ワイン、
この3点セットのデザートが
完璧だと思う私は

幸運にもスペインでよく見かける
イチジク入りのチョコレートを
手に入れると

その日のデザートタイムが
待ち遠しくてたまらなくなるほど。

そして、この組み合わせを
堪能するときに
ふとノスタルジックに頭をよぎるのが、

神戸で有名な洋菓子店、
ダニエルの「うなぎの寝床」という
お菓子です。

この「うなぎの寝床」も
ダークチョコレートの中に
ドライイチジクが仕込まれており 

思えば、イチジク&チョコの
初体験がこのお菓子だったような気が..

スペインのイチジク&チョコも
ベースは濃厚なダークチョコで、
 「うなぎの・・」のようなチョコサラミタイプもあれば、

 ドライ無花果にダークチョコをかけ流した
一口タイプのお菓子もあり、
どれも赤ワインとの相性は秀逸。

 クリスマスのアーモンド菓子よりも
断然こちらに軍配があがるのは、
ワインに合うからという
単純な理由だけではなさそうです。
 


         Tiiu   

2018年2月15日木曜日

偏愛キッチン道具・南部鉄器の急須

ちょっと油断をすると、
部屋の気温が急降下して
常温の水が冷蔵水のような冷たさになる
スペイン地中海岸、冬の家。

夏に涼しくなるよう設計されているせいか
寒さ凌ぎとしての造りは、かなり甘く
強い暖房が欠かせないのは、泣き所

そんな冷え易いおうち事情の中で
少しでも身体を温める為に重宝しているのが、
ヨーロッパでも人気が高まっている
南部鉄器の急須です。

フランスで贈り物として
譲り受けた我が家の南部鉄器は
少しモダンさが残る縦長タイプで、

鉄ならでは、の重さはあるものの
内部加工がされている為 
お手入れはかなりラク、

一番の強みはやはり
冷めにくいことにあり、

真冬の今は、日本茶や中国茶だけでなく
紅茶、ルイボス、ハーブティーまで
全部これ一つで淹れてしまうほど。

熱々の鉄肌をさすりながら
ホクホク淹れるお茶は
美味しさ2割り増しに感じられるのが、
偏愛の理由です。



                              Tiiu





2018年2月13日火曜日

ロメスコソースでB級グルメ

スペイン・カタルーニャ地方、
初春の風物詩的な、カルソッツとは
この時期が旬の長ネギを丸焼きにして
熱々をいただくシンプルなもの。

そのネギを食すときに、
たっぷりつけて味わうソースが
ロメスコソースなるもので、

パプリカ、トマト、ニンニク、ナッツ類などを
香ばしく焼き上げてペースト状に潰し、
塩とオリーブオイルで味付けをした、
ネギの風味を引き立てる優しいソースです。

丁度、我が家の台所事情が合い
ロメスコソースを大量に作ることが出来たので
早速、カルソッツ(長葱)で消費、

余った半分のソースは、ご飯にのせた
ひき肉、ゆでた卵、キャベツなどの上から
 かけて食べると、ロメスコ丼
軽いB級グルメの出来上がり。

まるで鍋料理のあとに食べる雑炊
のような感覚で楽しめる
カルソッツ後のロメスコ丼は、

長葱の旬が終わっても、
(実際旬の時期はとても短い..)
 時折食べたくなりそうな
新しい発見の洋風丼でした。




                            Tiiu

2018年2月11日日曜日

薄れゆくブランド神話

80年代の異常なブランド熱狂時代は
別格として、

自分が中学、高校生だった
90年代、そしてぎりぎり2000年代頃までは
ファッションにおけるブランド品の
カリスマ性、優位性に翳りが見えず

このブランドの服を着ていたらオシャレさん
 といった、根拠の無い神話のような
現象が確かにあったように思うのです。

そして今、あらゆる価格帯の商品が
手軽に入りやすくなり、
ブランドの影響力が少しずつ弱まり

デパートやファッションストリートにある
ブランド服で身を固めているだけでは
オシャレになれないことが認知され始め

個々のブランドが持つネームバリューというより
それが持つ理念や、ライフスタイル、世界観が
重視されつつある時代かもしれません、

平たく言えば
ブランドに憧れる時代から
ブランドと友になり、同じ目線にいる時代。

世界各国で見られる
ハイ&ローのミックススタイルが
それを物語っており、

高い品も安いアイテムも値段を感じさせず
自分のスタイルに融合してしまう技は
現代のファッショニスタが得意とするもの。

これからは自分のスタイリング力を
強化してくれる友のようなショップが
増えてくれたらいいなと密かに願い
探索する日々です。




                            Tiiu

2018年2月9日金曜日

砂漠肌に潤いを

日本よりも乾燥した空気の上に
肌や髪にとっても優しくない
硬水の水道水。

そんな真冬の環境で
油断をすれば、すぐに粉が吹き始め
砂漠状態になってしまう
悩めるお肌の乾燥は

深刻な状態になると
回復も遅れてしまうので
少しでも潤いを増加させる為に
やってみたのが、

オイルやクリームをコットンに付けて
肌を覆い、更に
上から蒸しタオルで覆う
ヘビー級スチームパック。

肌の潤いが回復しているのか
目に見えてはよく分からないけれど

蒸しタオルを覆う場面で
体全体が蒸気で温まり
その心地よさがくせになって
毎日寝る前の楽しみに..

砂漠の肌が、せめて
芝生の草が育つ程の水分を蓄えた土壌位に
水分を保って欲しいと願う日々です。




                    Tiiu

2018年2月7日水曜日

オリーブの木

人々が行き交う街角や
何もない田園地帯にも 
そして閑静な住宅地の庭先でさえ
見かける機会が多い、

 スペインで愛される
オリーブの木。

この土地との相性がよほど
いいのか、タワワに実を付ける
オリーブの木を目にすることもしばしばで

何十年生きているのだろうかと
想像してしまうほど
ねじくれた根っこが地上に浮き出た
巨木を見ることも...

オリーブオイルも
オリーブの実も大好物な
私ですが、

オリーブの木から出来る産物で
一番好きなのは
オリーブの木で出来た
キッチン雑貨や木のボウル、さじなどの類です。

触れると 滑らかで、
コロンとしていて
木目がとにかく愛らしい。

それとは別に、
産物ではないけれど

光を浴びると銀色にも見える
細長い葉っぱを眺めるのも
なかなかのお気に入りなのです。



        Tiiu



2018年2月4日日曜日

プチ贅沢なエイの日

魚介類は肉に比べて
全体的に値が張るスペインでも

フランスよりは
幾らか良心プライス且つ、
より多くの種類が選べるのは良い所。

鮭や鯛、スズキに鱈などは
いつでも手に入りやすく
お値段もまずまず、

 日常で買うのはどうしても
この4つのどれかに
偏ってしまい、時々季節ものの鯖だとか
甲殻類のイカ、タコ、ムール貝が定番。

そして、ちょっと贅沢にいこうと
決め込んだ日に選ぶのが
まっ平らな魚、エイなのです。

エイは他の魚に比べて
捨てる所が多く、身が少ない
と言うこともあり、
値段は高め設定のことが多く、

1匹丸ごとで買うと
かなりの重さの割りに身は少なく
なかなかの贅沢魚といえるかも。

それでもつい買ってしまうのは、
あの何ともいえない上品な食感と
ヒレの部分に付いた脂身のトリコになってしまうから。

シンプルにバター醤油で食べるのが
一番美味で、焼きすぎない火入れの状態で
食べ始めると、

あっという間に
骨骨状態に..

あの水族館で見かける
見かけとは想像も付かない
美味しさが、また楽しいギャップです。



             Tiiu

2018年2月2日金曜日

スカートとタイツ

若い20代位の時から自分なりに
好みのスカートの形を
知っていたつもりだったけど

年々と年を経るごとに
好みの幅が狭くなり、

快適且つ自分に似合う、
欲しいスカートに
出会えにくい状況に...

それならパンツを履いていれば
よいものの、
タイツをこの上なく愛する身としては
 スカートもやっぱり捨てがたい。

 タイツを履くために
スカートを買うなんて
本末転倒かもしれないけれど

一応、自分なりに欲しいイメージは
ふんわりとあるのです。

ジャージー素材で洗いざらしたような色、
タイトすぎず、フレア過ぎず
 くたっとした落ち感があって膝丈が望ましい。

そんなスカートを探していたら
やっぱり見つからず、
気づいたらワンピースを見ている自分...

ヨーロッパのお店は
ワンピースに力を入れている所が多いので
必然的に種類も豊富、
またもやスカートを逃しそうな予感です。 



           Tiiu